令和7年度予算

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ページ番号1050695  掲載日 2025年5月12日

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予算に対する討論(令和7年3月27日本会議)

令和7年3月27日の本会議で、予算に対する賛否の討論が行われました。
以下は、発言順にその要旨を掲載したもので、市議会だより400号(令和7年(2025年)5月15日発行)にも同じ内容を掲載しています。
また、会派に属さない議員の討論及び会派内で賛否が分かれた討論は、市議会だよりには掲載しませんが、ホームページには掲載することとしています。

なお、以下の予算の番号は、各議員の賛否の番号に対応しています。

(1)令和7年度武蔵野市一般会計予算
(2)令和7年度武蔵野市国民健康保険事業会計予算
(3)令和7年度武蔵野市後期高齢者医療会計予算
(4)令和7年度武蔵野市介護保険事業会計予算
(5)令和7年度武蔵野市水道事業会計予算
(6)令和7年度武蔵野市下水道事業会計予算

予算特別委員会の詳しい内容は、インターネット議会中継または会議録でご覧いただけます。

1 本間 まさよ 議員(21番)(日本共産党武蔵野市議団)

(1)(2)反対 (3)(4)(5)(6)賛成

物価高騰への市独自の対策等、市民の暮らしを支える施策を求める
物価高騰に対する記述が施政方針にはなく、市長は物価高騰対策を重要施策と考えていないのではないか。保険料負担が大変との声があり、国民健康保険税の値上げはやめるべきだ。一方で市長給与や議員報酬は引き上げとなり、市民の理解が得られない。本市の豊かな財源を、今こそ市民の暮らしを支える施策に活用するべきだ。施政方針には武蔵境のまちづくりの記述はなく、スイングホール等の指定管理者の変更は市民サービス低下が懸念される。保育所の委託費の支出については、事業者への適切な指導を求める。

2 大野 あつ子 議員(3番)(市議会公明党)

(1)(2)(3)(4)(5)(6)賛成

物価高騰の中、市民生活を守るための財源確保と予算配分を
令和7年度予算で考えるべき大きなテーマは2点ある。1点目は、建築費や物価が高騰する中でどのように公共施設を維持管理し、市民生活を守るのかという点であり、2点目は、人材育成、職員定数や配置の在り方という点である。また、適切な随意契約に向けた監査体制の強化と同時に、一般廃棄物処理委託は市の責務に鑑み契約方法の工夫を求める。小美濃市長が、市政に大きな影響を及ぼすことは議会としっかり議論して決めていく姿勢を示したことは、市民自治を重視する本市にふさわしい市政運営だと高く評価する。

3 東山 あきお 議員(5番)(日本維新の会武蔵野市議団)

(1)反対 (2)(3)(4)(5)(6)賛成

コンパクトな自治体・安い税金・大きな民間経済の視点で抜本的な行財政改革を
本町コミセン複合化は地域との合意形成が足りず、心配の声が寄せられている。政策形成手続きがずさんであり、一度立ち止まって南町コミセンの問題と併せて検討していくべきだ。公会堂はいったん改修に取り組むと、その期間市有地が塩漬けになり、パークエリアの再開発に出口が見えなくなる。2点とも、都市再生・コミュニティ再生において致命傷であり、この予算と進行管理は到底容認できない。一方、事務事業評価見直しに一定の尽力が見られることを評価する。特定のイデオロギーに偏らず粛々と市政を進めてほしい。

4 さこう もみ 議員(13番)(無所属むさしの)

(1)(3)(4)(5)(6)賛成 (2)反対
((1)については、会派内で賛否が分かれました。)

誰一人取り残さずに支援を届けるため、柔軟に変わり続ける姿勢を
今回の予算は小美濃市長が初めて全面的に編成した予算である。ジェンダー、気候危機、DXを横断的な重点テーマとして審査したが、社会状況が変化する中、自治体の役割も変わらざるを得ない。誰一人取り残さずに支援を届けるため、柔軟に変わり続ける姿勢が今後の行政に求められる。国民健康保険事業会計予算は中間層の負担を増やす内容であり、新しいチャレンジをする人々にもイノベーションの阻害要因になりうるため反対する。審査の中で前向きに受け止めていただいた提案は、スピード感を持ち進めてほしい。

5 本多 夏帆 議員(7番)(ワクワクはたらく)

(1)(2)(3)(4)(5)(6)賛成

入り口でがっかりさせない、関わりやすさを追求し、実効性ある事業推進を
地域活動等において入り口でがっかりさせないような関わりやすいスタイルの追求が大切である。産業振興や環境政策では公平性の担保と、市と事業者が互いに集客やPRなどの意欲を高められる仕組み作りを求める。学校施設は地域の核であり、教育だけに利用されているわけではない。すでに複合化されている役割については教育費のみでなく多様な費目で展開すべきであり、市民理解を促す発信も必要だ。目玉事業や新規事業を多く行うのではなく、地に足のついた細やかな政策展開と実効性のある事業の推進を求める。

6 小林 まさよし 議員(9番)(会派に属さない議員)

(1)(2)(3)(4)(5)(6)賛成

高コスト化した財政状況の問題を広報し、市民参加による行財政改革を進めよ
先送りされてきた吉祥寺駅南口・三鷹駅北口の再整備の前進や、都営水道との統合に向けた準備の進展、防犯カメラや防犯フィルムの設置事業の実施等を評価する。一方で、高コスト化が顕在化している財政状況の問題は、広く市民へ広報すべきだ。また、行財政改革は市民不参加と言わざるを得ない状況であり、有識者や市民が参加する行財政改革委員会の設置が必要だ。第3期公共施設等総合管理計画の策定延期は、そのメリットやデメリットについて議会や市民への説明を求める。市民意識調査の満足度が向上するような行財政改革を強く求め、賛成する。

7 菅 源太郎 議員(12番)(立憲民主ネット)

(1)(2)(3)(4)(5)(6)賛成

新たな行政評価制度の構築にあたっては、事業の検証・評価が可能な仕組みを求める
歴代市長のような骨太の方針が感じられず、議会の重要性を再度認識した。市長公約の家具転倒防止金具等購入費補助の対応や高齢者就労支援の趣旨に異論はないが、事業の検証・評価が可能な仕組みになるよう提案する。また、カスハラ・パワハラの実態調査や、PFASの水質調査の継続、公立以外の学校に在籍する児童生徒の給食費支援の予算化等を求める。政策評価と長期計画と予算の連動への一定の理解が得られたこと、会計年度任用職員の処遇改善について全庁的な取り組みが期待できること等を評価し賛成する。

8 きくち 由美子 議員(2番)(自由民主・市民クラブ)

(1)(2)(3)(4)(5)(6)賛成

14万市民の命を守り、日本一市民のために働く市役所を目指した市政運営を
家具転倒防止金具の購入費補助の継続や、災害時の実効性の高い防災訓練、携帯トイレ備蓄に関する意識啓発事業などからは、14万市民の命を全力で守るという小美濃市長の意思が感じられる。本町コミセンの移設複合化にあたっては中高生の居場所が求められるが、施設運営は地域住民と丁寧な協議が必要である。吉祥寺駅南口の再整備は、関係者との交渉状況を広く市民へ伝えてほしい。情報公開を徹底した隠し事のない市政、市民の声に耳を傾け日本一市民のために働く市役所を目指した市政運営を要望し、賛成する。

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