ケアマネジャーガイドラインについて

市では、「武蔵野市 ケアマネジャーガイドライン(第4版)」を平成30年3月に作成しました。

このガイドラインは、平成13年3月に発行した「武蔵野市ケアマネジャーガイドライン」の改訂版で、省令改正により介護保険関連サービスの運営基準等の変更がなされた点等を踏まえ、全面改訂を行いました。

ガイドライン作成の背景と目的

• 武蔵野市独自にケアマネジメントを行う際のガイドラインを設定し、ケアマネジメントに関するサービスの質の管理と向上を目指し作成しました。
• 市内で業務を行う際に必要となる関連帳票等の利用方法等を解説し、新たにケアマネジャーが市内で活動を開始した際に、スムーズに業務開始できることを目指しました。
• 本市独自施策、周辺施策及びインフォーマルサービスに関する情報提供を行い、介護保険サービスに、これらを加味したケアマネジメントが実践されることを目指しました。

ガイドライン作成の視点

• 介護保険法改正、介護報酬改定、さらに新たな本市独自施策の展開等の点を踏まえ再編集を行い、第4版として作成しました。
• 第4版においては、市へ多く寄せられる質問をQ&Aとして掲載し、より一層のケアマネジメントの質的向上を図りました。
• ケアマネジャーの声やコラムを多く掲載して、より質の高いケアマネジメントが実践されることを目指しました。
• 日々のケアマネジメント業務の中で使用する各種帳票等が分かりやすく解説され、一冊の中に整理されることにより使いやすさの向上を目指しました。

ガイドラインの構成

本書は、「ガイドライン作成の背景と目的」、「武蔵野市における『地域包括ケアシステム』」、「介護保険制度改正等への武蔵野市の対応」、「武蔵野市における居宅介護支援のガイドライン」「武蔵野市の社会資源」「帳票編」「資料編」の7部構成となっています。

活用の方法など

本市市民の皆さんを対象にケアマネジメント業務を行う指定居宅介護支援事業者の介護支援専門員に配布し活用を図るほか、市が主催する研修会を通じて、新任の介護支援専門員向け研修テキストとしても活用します。また、居宅介護支援事業者以外の事業者などにも必要に応じて配付し、汎用性を高めます。