事業系持込み可燃ごみの推移
吉祥寺という繁華街を持つ武蔵野市では、増え続ける事業系ごみを減らすことが大きな課題でした。平成13年度には事業系持込みごみ(事業系ごみのうち、紙類、生ごみなどの可燃ごみは、武蔵野クリーンセンターに持ち込まれています。)が約1万6千トンに達し、市で処理する可燃ごみ全体の4割近くを占める状況となりました。
この問題に対処すべく、平成14年4月に事業系ごみ対策専門の係を新設し、「武蔵野市廃棄物の抑制・再利用と適正処理及びまちの美化に関する条例」で定められた月に10トン以上の廃棄物を排出する多量排出事業者(令和6年度40事業者)に年間100回程度の立入検査を実施し、廃棄物の減量、再利用の促進を指導してまいりました。また、適正な負担及びリサイクルを促すために、当時、多摩地区でもっとも安い設定となっていた「事業系一般廃棄物処理手数料」を平成25年4月より1キロ当たり20円から40円に改定しました。
このような取り組みの結果、令和元年度に事業系持込みごみの排出量は6,377トンまで減量され、市で処理する可燃ごみ全体の約2割弱となりました。令和2年度には新型コロナウイルス感染症の影響による事業活動の制限などにより、事業系持込みごみの量が一時的に5,117トンに減量されましたが、制限の緩和による事業活動の開始に伴い可燃ごみが全体的に増加したこともあり、令和5年度の事業系持込みごみは6,632トンになり、可燃ごみ全体の約2.5割となっています。
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環境部 ごみ総合対策課ごみ減量推進係
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