グッドデザイン賞受賞

新・武蔵野クリーンセンターがグッドデザイン賞を受賞しました

新・武蔵野クリーンセンターが、「公共用の建築・施設」部門で、2017年度グッドデザイン賞を受賞しました。

応募者

武蔵野市（基本計画・デザイン監修）、荏原環境プラント株式会社（プラント設計・施工）、鹿島建設株式会社（建築設計・施工）、水谷俊博建築設計事務所（デザイン監修）

概要

新・武蔵野クリーンセンターのデザインは、市民参加の議論により低炭素社会を実現するための施設として地域に開き、周辺のまちづくりへと展開していくことを目標とした。通常は閉じている工場内を見える化し、自由に入れる見学者コース、イベントのできるオープンスペースを整備し、市民がごみの問題に向き合える先駆的な拠点となった。

評価コメント（原文）

ゴミ焼却施設は、現代を生きるすべての人々にとって必要な施設でありながら、その使用用途から地域にとっての迷惑施設になりがちである。実際、旧施設は周囲を緑で覆った隠すデザインだった。今回は、塀をなくし、周辺の広場と繋がる開かれた施設としている。建物内部にも巨大なガラス面からごみ処理の流れが体験できる見学ルートを設置。市民がごみの問題を見て見ぬ振りすることなく、向き合える施設としている点が評価された。