市指定ごみ処理袋の製造工場への視察を行いました
市指定ごみ処理袋(以下「ごみ袋」という。)の安定的な供給のため、令和5年度製造分よりごみ袋を「平折タイプ」としています。
市として、今後とも市民の皆さまに安心してごみ袋を使っていただけるよう、実際の製造過程を確認し、製造に携わっている方々と直接お会いして意見を交わすため、環境部ごみ総合対策課長を含む職員4名で現地工場への視察を行いました。
日時
令和5年12月8日(金曜日)
場所
株式会社オークラプロダクツ
香川県仲多度郡まんのう町佐分773-6(大倉工業株式会社 仲南工場内)
製造過程
ごみ袋の原料となる樹脂を溶かし、着色用の添加剤を投入したものを機械で押し出して、下から空気を吹き込むことでフィルムを膨らませています。
膨らんだフィルムは周囲から送風することで冷却され、長い筒のような形になります。
筒状のフィルムを巻き取り、ごみ袋の原反をロール状にしています。
原反を製袋機にセットし、ロール状のものをごみ袋の形に裁断して、ごみ袋の外装の袋に入れ込むまでの作業を行っています。
ごみ袋1枚1枚に機械でロットNo.を刻印しています。
これは、万が一不良品が発生した場合に、その原因を迅速に究明し、改善するためです。
ごみ袋の形に裁断する過程で出る「破片」は、またごみ袋にリサイクルされます。
工場内の様子
視察を終えて
- 工場内に入る前に、白衣の着用、手指の消毒、エアシャワーの実施などを受けました。まるで食品工場のように、清潔保持に気を配られていると感じました。
- 安定した供給体制のため、現場の人材の確保、勤務体制の改善、新たな機械の導入など、企業として努力されている印象を受けました。
- 会社組織内(工場、営業、事務の各部門)での連携とともに、自治体との連携もしっかり行っていると感じました。
- 企業として、清掃活動などの地域貢献を行っており、地域に根差した企業風土を感じることができました。現場で働く方々からも、地域とのつながりを大切にする思いを直に感じることができました。
- 実際に工場の様子を視察し、製造工程を理解することはもちろん、工場で働く方々の環境への配慮や、ごみ袋や実際にごみ袋を使用する市民の方々への思いを直接感じとることができました。今後の業務に活かしていきたいと思います。
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このページに関するお問い合わせ
環境部 ごみ総合対策課
〒180-0012 東京都武蔵野市緑町3-1-5
電話番号:0422-60-1802 ファクス番号:0422-51-9950
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