自然の村の獣害(熊)対策について
武蔵野市立自然の村(長野県川上村)では、むさしのジャンボリーの安全な開催に向け、熊等の野生動物の侵入を防ぐ防護柵の設置等様々な対策を講じています。
武蔵野市の対策
柵(金属柵・電気柵)の設置
- 金属柵で村内を囲うことで、敷地内への熊の侵入を防ぐ。
- 微弱電流が流れる金属線を柵の上部に設置することで、柵を乗り越えようとした熊を傷つけることなく驚かせ、柵内への侵入を防ぐ。
- 電圧を計測する機器を設置し、電圧異常が見られた場合、即時に通報されるシステムを導入することで、柵の異常を常に把握できる環境を整える。
野生動物撃退装置 (モンスターウルフ)の設置
- 特殊な音と光よる威嚇で、熊の近接を防ぐ。
- 長野県川上村内にも設置実績のある装置。
遠隔監視トレイルカメラの設置
- 熊の出没状況及び敷地内の安全確認を行うため、カメラを設置する。
- 撮影データはクラウドにデータ保存することで、遠隔地からでもリアルタイムで現地映像の確認が可能。
熊対策専門NPOによる支援 (ピッキオ)
- ベアドッグによる村内の巡回(安全確認等)を、むさしのジャンボリー開催前に2回実施する。
(注意)ベアドッグとは、熊の匂いや気配を察知するための特別な訓練を受けた犬です。スタッフの指示に従い、大きな声で吠えたてて、熊を追い払います。 - 柵内への熊の侵入時は、随時招集し、柵外への追い払い及び村内の安全確保を行う。
忌避剤の設置
- 敷地内に熊や害獣の嫌う匂いや成分を含んだ薬剤等を設置し、熊の近接を防ぐ。
音による威嚇
- 施設管理者による定期的な循環時に、ベアホーンや爆竹等を使用し、熊の近接を防ぐ。
川上村の対策
十石沢沿い等の樹木の伐採
- レタス畑周辺(十石沢沿い及びその隣接地)の樹木を伐採し、見通しをよくすることで熊の近接を防ぐ。
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子ども家庭部 児童青少年課
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