チェルフィッチュ2023年新作『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を8月4日（金曜日）～7日（月曜日）に上演します

ページ番号1044337　更新日 2023年6月14日

チェルフィッチュでは2021年より、一般的に正しいとされる日本語が優位にある日本語演劇のありようを疑い、日本語の可能性を開く活動をしてきました。本作は、日本語を母語としないパフォーマーとの協働による、「役を演じる」こと、「言葉を届ける」ことについて根源的に問う、近未来、SF作品です。

チェルフィッチュ『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』

宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓メインビジュアルの画像

重大なミッションを果たすべく、イン・ビトゥイーン号が、四人の乗組員と一体のアンドロイドを載せて、宇宙を漂泊しています――

『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』では、内容的な〈リアリティ〉と形式的な〈リアリティ〉、どちらの〈リアリティ〉も複数、並列的に提示されます。

演劇において、舞台の上で、せりふがある言語で発される……。

そのことの意味・機能についても、『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』では複数のそれらが提示されます。

それは、あたかもマルチヴァースのようだ、と言えるかもです。

『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』は、「日本語を母語としない俳優が日本語で演じる演劇」と聞いて多くの人がイメージするとおぼしきもの、とはおよそ異なるすがた・かたち・はたらきを備えた演劇作品です。

【日時】

託児サービスあり(要予約)、アフタートークあり

（注意）受付開始・開場は開演の30分前

【作・演出】岡田利規

【出演】安藤真理、徐秋成、ティナ・ロズネル、ネス・ロケ、ロバート・ツェツシェ、米川幸リオン

【チケット料金】

【会場】吉祥寺シアター劇場

【チケット取り扱い】 7月1日（土曜日）午前10時発売予定

（公財）武蔵野文化生涯学習事業団チケット予約 0422-54-2011（午前9時～午後10時）/Peatix ほか

【主催・製作】一般社団法人チェルフィッチュ

【共同製作】 KYOTO EXPERIMENT

【企画制作】株式会社precog

【提携】公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団

【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援)) ｜独立行政法人日本芸術文化振興会

(公財)武蔵野文化生涯学習事業団吉祥寺シアター