レモンキャブ(キッズページ)

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ページ番号1011377  掲載日 2021年11月29日

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近所(きんじょ)の人があいた時間を使(つか)って、こうれいの人や、しょうがいのある人を車で送(おく)る

   「レモンキャブ」という文字が書いてある黄色い車をまちで見かけたことはありませんか。武蔵野市(むさしのし)では、おじいさん・おばあさん(こうれいの人)、病気(びょうき)やケガで電車やバスを使いづらい人のために、車いすでも乗(の)りおりしやすい「レモンキャブ」という車を用意(ようい)しています。

   車は全部(ぜんぶ)で9台あり、市のあちこちに住(す)む人がひとりにつき1台の車を管理(かんり)しています。1台の車には、それぞれ5~6人の運行協力員(うんこうきょうりょくいん)がいて交代(こうたい)で運転(うんてん)します。近所(きんじょ)のお店の人や主婦(しゅふ)がしごとや家事(かじ)の合間をぬってボランティアでやっているのです。家の前から行きたい場所(ばしょ)の前まで送(おく)り、また家の前までもどります。このおかげで、それまで外出できなかった人が病院(びょういん)に通(かよ)ったり、買い物(もの)をしたり、友達(ともだち)に会いに出かけることができるようになりました。

   「レモンキャブ」がうまれたのは、市内にあるお米やさんの話がきっかけでした。お米やさんが車でお米を配達(はいたつ)しているときに、買い物をたのまれたり、近くまで車に乗せていってほしいと言われることがありました。車に乗せてもらいたい人がたくさんいることがわかり、それなら市役所(しやくしょ)とまちの人が力をあわせて、手のあいた時間に車に人を乗せてあげるしくみをつくれないかとアイデアを出しました。そして、時間をかけてやりかたなどを考えたうえで「レモンキャブ」を始(はじ)めることになりました。

    利用(りよう)したい人は1年間に1000円の会費(かいひ)をはらって会員(かいいん)になります。会員は30分800円という安(やす)い料金(りょうきん)で「レモンキャブ」で送ってもらえます。武蔵野市ととなりあわせの市や区(く)までなら、祝日(しゅくじつ)をのぞいた月曜から土曜の午前8時から午後6時に利用できます。

用意している車の種類(しゅるい)と台数

  • スロープ型(がた) 8台 うしろがスロープになっていて、車いすにすわったまま乗ることができます
  • シートリフト型 1台 うしろの席(せき)が下までさがるようになっていて段差(だんさ)がなく、乗りおりが楽です
レモンキャブの写真
スロープ型のレモンキャブ

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 高齢者支援課管理係
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