水道水(すいどうすい)
武蔵野市(むさしのし)の水道水(すいどうすい)には井戸(いど)からくみ上げた地下水(ちかすい)が使(つか)われています
ふだん何気(なにげ)なく使(つか)っている水道水ですが、武蔵野市の水道水は東京都内(とうきょうとない)のほかの地域(ちいき)と少し違(ちが)うことを知っていましたか。
ほかの地域では主(おも)に川から取(と)った水を使って水道水を作っていますが、武蔵野市では地面(じめん)の深(ふか)いところに流(なが)れている地下水をくみ上げて水道水が作られています。みなさんの家や学校などに届(とど)く水道水は、この地下水に東京都の浄水場(じょうすいじょう)で作った水をまぜたもので、地下水が約(やく)70~80パーセント、東京都の水が約20~30パーセントの割合(わりあい)です。
この地下水は奥多摩(おくたま)や秩父(ちちぶ)に降(ふ)った雨が地面にしみこみ、約35年から40年かけて武蔵野市まで流(なが)れてきたもので、ミネラル分が多く含まれているのが特徴(とくちょう)です。
武蔵野市内にある27カ所(27かしょ)の井戸からくみ上げた水は、いったん浄水場に集(あつ)めて消毒(しょうどく)され、水道管(すいどうかん)が汚(よご)れる原因(げんいん)となる鉄分(てつぶん)などを取り除いたうえで、東京都の水をまぜてみなさんの家や学校などに送(おく)られます。浄水場や井戸は人が勝手(かって)に入ることがないよう、監視(かんし)カメラなどで見守(みまも)られています。
武蔵野市内にある、みなさんの家や学校などに水を送っている水道管をすべてつないだとすると、東海道(とうかいどう)新幹線(しんかんせん)の東京駅(とうきょうえき)から愛知県(あいちけん)にある豊橋駅(とよはしえき)までの距離(きょり)とほぼ同じ長さになります。その水道管は地震(じしん)が起(お)きても壊(こわ)れることがないよう、計画的(けいかくてき)に壊れにくい水道管へ取り替(か)えられています。
このように様々(さまざま)な工夫(くふう)により安全(あんぜん)な水道水がみなさんの家や学校などへ24時間365日止まることなく送られています。
みなさん、この貴重(きちょう)な水道水を大切に使っていきましょう。
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