太古の時代の武蔵野(むさしの)

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ページ番号1011331  掲載日 2024年8月6日

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旧石器(きゅうせっき)時代、縄文(じょうもん)時代の武蔵野の歴史(れきし)を紹介(しょうかい)します。

竪穴住居イラストの写真
竪穴住居(たてあなじゅうきょ)のイメージ

今から3万年前ごろに井の頭(いのかしら)池のまわりで人が活動していたことが発掘調査(はっくつちょうさ)でわかっています

太古とは大昔という意味です。わたしたちが住む武蔵野市のある武蔵野台地は、関東(かんとう)ローム層(そう)といって、富士山(ふじさん)などの爆発(ばくはつ)による火山灰(かざんばい)がもとになってできた原野でした。「井の頭恩賜公園(いのかしらおんしこうえん)」の「井の頭池」など武蔵野台地にはいくつか、わき水が出ているところがあり、そのまわりや川となって流れているところに人々が住みはじめました。市内には遺跡(いせき)といわれる大昔に人が住んでいたあとがみつかっています。

「井の頭恩賜公園」からは、昭和37年(1962)に行われた発掘調査で、今からおよそ3万年前から1万6000年前の「旧石器時代」とよばれる時代の石器(石を使った道具)や、今からおよそ1万6000年前から2400年前の「縄文時代」とよばれる時代の家のあとや、石器や土器(どき)がみつかっています。

くわしく知りたい人は、図書館で『子ども武蔵野市史』という本があるので勉強してみてはどうでしょうか。図書館に行けば、借(か)りることができます。境(さかい)5丁目の武蔵野ふるさと歴史館では実際(じっさい)の石器や土器を見ることができます。

碑の写真
井の頭恩賜公園内 御殿山遺跡(ごてんやまいせき)の碑(ひ)
石器と土器の写真
御殿山遺跡からみつかった石器と土器

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