ここは魅力的なまちだ。
いろいろなまちの姿があり、多様な人々が集い、
たくさんの魅力と出会いにあふれている。
まちのにぎやかさも、自然の中の静寂も、そのすべてが心地良い。
何かに向かって歩いていても、立ち止まって考えていても、
この地に伝わる古くからの伝統や、人々の中で生まれ続ける文化が
ありのままの「あなた」を包み込んでくれる。
いつだって、わたしらしく、
そしてあなたらしくいられるまちだから、
わたしは今日もこのまちにいる。
昭和22（1947）年11月３日、東京都で３番目の市として誕生した本市は、令和4年(2022)年に市制施行75周年を迎えました。
23区と多摩地区の接点に位置し、市域は東西6.4㎞、南北3.1㎞、面積は10.98㎢とコンパクトかつ平坦で交通の利便性が高く、緑豊かで良好な住環境が広がる魅力のあるまちとして発展してまいりました。市制施行時6万3000人だった人口は、令和４年９月には14万8000人を超えています。緑あふれる文化・商業エリアである吉祥寺駅圏、行政機能、文化・スポーツ機能が集積するエリアである三鷹駅圏、好奇心を満たす文教エリアである武蔵境駅圏と、それぞれ異なる３つの駅圏域があり、地域の特性を生かしたまちづくりを進めています。現在では住みたいまちとして高く評価される本市の発展は、市民の皆さまをはじめとして、市を支えるすべての関係者の方々のご尽力の賜物と深く敬意と感謝の意を表します。
「誰もが安心して暮らし続けられる魅力と活力があふれるまち」を本市の目指すべき姿に掲げる武蔵野市第六期長期計画の調整計画が令和６年４月から始まります。 「住んで良かった、住み続けたい」と思っていただける、誰もが安心して暮らし続けられるまちを目指して、一人ひとりが“わたしらしく、あなたらしく”過ごせるまちであり続けるために、 市民の皆さまと共に未来を見据えて挑戦してまいります。
本要覧は、市制施行75周年を記念して、本市の現状をご理解いただくとともに、まちの魅力を再発見いただきたいと思い作成しました。ご覧いただき、持続可能なまちづくりに皆さまのお力添えをいただければ幸いです。
都市と自然、にぎわいと安らぎ、さまざまな顔を持つ武蔵野市。市の東西をJR中央線が走っており、吉祥寺・三鷹・武蔵境の3駅圏に分かれています。3つのエリアがそれぞれに個性を持ち、それぞれの魅力があります。そのエリアについてそれぞれ紹介しています。
武蔵野市では、市民参加、議員参加、職員参加の「武蔵野市方式」で策定している「長期計画」に基づきながら、まちづくりを進めています。現在の「第六期長期計画」では、武蔵野市の目指すべき姿として「誰もが安心して暮らし続けられる 魅力と活力があふれるまち」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。
武蔵野市インスタグラム公式アカウントにて、「わたしらしく、あなたらしくいられる武蔵野市」をテーマにした写真募集キャンペーンを実施しました。「＃（ハッシュタグ）らしく武蔵野」をつけた多くの写真の応募がありました。応募された写真はインスタグラム「＃らしく武蔵野」でご覧いただけます。
