ひきこもりについて


ページ番号1039897  更新日 2024年4月26日


ひきこもりとは

「ひきこもり」は病名ではなく状態像です。

「ひきこもり」とは、様々な要因が重なり合い、社会的な参加(就学、就労、家庭外の交友)の場が狭まり、原則的には6カ月以上にわたり家庭にとどまり続けている状態のことを言います。誰にでも起こりうることで、自分の身を守る反応でもあります。自己責任やご家族の責任ではなく、社会の課題、地域の課題として、一緒に考えていきたいと思っています。

詳しくは厚生労働省の定義をご参照ください。

ひきこもりについて正しい理解を

ひきこもりのご本人は、こころのエネルギーが枯渇した状態です。焦りや無力感、生活リズムが後ろ倒しになりがちで、つい周囲も「怠けている」「甘えている」「心が弱い」と感じ、何とか外へ連れ出そうとしたり、叱咤激励してしまいがちです。

このような対応は、ご本人の“こころの拠り所”を奪ってしまうことにつながり、結果的に状態が悪化してしまいます。周囲は、ひきこもる時間はこころのエネルギーを溜めるために必要な時間だと理解し、まずは見守ってください。

しかし、ひきこもりの背景に精神疾患や発達障害が関係している場合もあります。ご本人に精神的な不調が見られた場合は、ご本人やご家族の努力だけでは解決が難しく、精神科や心療内科の治療を優先に、まず受診する必要があります。

市内相談先

ご本人はもちろん、ご家族のかたも、ひとりで悩まない、孤立をしないために、お悩みをご相談ください。誰かと話をしたり、相談することで気持ちが軽くなったり少し先の見通しがもてることもあります。自分たちだけで抱え込まず、どうぞ相談先をご利用ください。

武蔵野市がNPO法人文化学習協同ネットワークに委託しています。15歳〜49歳までのひきこもりに関する相談、社会参加のための支援を行っています。

福祉に関するどこに相談したらよいか分からないご不安(ひきこもりの相談を含む)を福祉相談コーディネーターがお話を伺い、解決に向け支援をします。

福祉総合相談窓口・ひきこもり相談受付フォーム

相談受付フォームもご利用ください。メールやお電話での相談、また対面での相談予約などを行うことができます。

ひきこもりの支援関係機関

ひきこもりに関するイベント

令和4年度より、武蔵野市では都内の複数の自治体や社会福祉協議会と連携して、「ひきこもりなどの生きづらさを抱えた女性向け」の居場所支援を始めました。「ひきこもりUX女子会&ママ会」は、ひきこもり状態にあったり、対人関係の難しさを感じているなど、さまざまな生きづらさを抱えている女性自認のかたを対象にした当事者会です。事前申し込み不要、参加費無料です。令和5年度の武蔵野市での開催は7月30日に終了しました。都内全域、都外からの参加があり、当日は82名の方が参加されました。令和6年度の開催につきましては、日程が決まり次第、お知らせいたします。

 


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健康福祉部 生活福祉課 生活相談係
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1254
ファクス番号:0422-51-9214


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