[よくある質問]新型コロナワクチンオミクロン株対応2価ワクチンについて
オミクロン株対応2価ワクチンについて
「オミクロン株対応2価ワクチン」とはどのようなワクチンですか?
オミクロン株対応2価ワクチンは、mRNAワクチンの一つで、従来株(新型コロナウイルス感染症発生時の株のこと。オリジナル株、起源株ともいいます。 )に由来する成分と、オミクロン株に由来する成分の両方を含む「2価ワクチン」です。従来型ワクチン(従来株のみに由来する成分を含むワクチン)と比較して、オミクロン株に対する重症化・感染・発症予防効果がそれぞれ強いことが期待されています。
今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いと期待されることが確認されています。
-
【ファイザー】オミクロン株対応2価ワクチン説明書 (PDF 217.3KB)
-
【ファイザー】オミクロン株対応2価ワクチン説明書(12~15歳) (PDF 237.2KB)
-
【モデルナ】オミクロン株対応2価ワクチン説明書 (PDF 217.9KB)
どのような効果がありますか?
オミクロン株対応2価ワクチンの接種により、従来型ワクチンの接種と比較して、中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であることが確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています。
効果について詳細は下記リンクをご確認ください。
オミクロン株対応2価ワクチンにはどのような副反応がありますか?
主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、疲労、発熱等がありますが、現時点で重大な懸念は認められないとされています。
【ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株BA.1)】
主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等がありますが、ほとんどが軽度又は中等度で回復性が認められること、ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチンの追加接種に係る安全性プロファイルは、従来の1価ワクチンによる追加接種とおおむね同様であり、現時点で重大な懸念は認められないことが、薬事承認審査で確認されています。
【モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株BA.1)】
主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等がありますが、ほとんどが軽度又は中等度で回復性が認められること、モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチンの追加接種に係る安全性プロファイルは、従来の1価ワクチンによる追加接種と比較して明確な差異はなく、現時点で重大な懸念は認められないことが、薬事承認審査で確認されています。
【ファイザー社製とモデルナ社製のオミクロン対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株BA.4-5)】
いずれも既に承認されていたオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株BA.1)と同じ株系統(同じ株の、ひとつながりに位置するもの)を用いていることを踏まえ、安全性に影響を及ぼす可能性は低いと考えられることが、薬事承認審査で確認されています。
オミクロン株対応2価ワクチンは誰が接種できますか?
1・2回目の接種を終えた12歳以上のすべてのかたが接種可能であり、これまでに接種した新型コロナワクチンの種類に関わらず、1回に限り接種できます。
ワクチン種類 | 接種対象年齢 |
---|---|
ファイザー社製 | 12歳以上 |
モデルナ社製 | 12歳以上 |
(注意)11歳以下のかたや新型コロナワクチンの接種回数が2回より少ないかたは、オミクロン株対応2価ワクチンを接種できません。従来型ワクチンで1・2回目接種を行った後に、オミクロン株対応2価ワクチンによる3回目接種が行われます。
いつから接種できますか?
前回の接種から3カ月以上の間隔をあけて接種が可能です。
武蔵野市ではすでに従来型のワクチンを2回以上接種し、最終の接種から3カ月以上経過したかたを対象に、オミクロン株対応2価ワクチンの接種を実施しています。最終の接種を完了した時期などにより、予約開始日や接種開始日が異なります。下記リンクからご確認ください。
手元にある接種券を使って、オミクロン株対応2価ワクチンを接種できますか?
オミクロン株対応2価ワクチンの接種対象に該当するかたであれば、お手持ちの3回目または4回目接種用の接種券を使用して接種できます。接種券を紛失・破棄されたかたは、下記リンクから再発行申請のお手続きをお願いします。
また接種当日はこれまでの接種と同様に、お手持ちの接種券と本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証等)、お薬手帳(お持ちのかた)を接種会場までご持参ください。
オミクロン株対応2価ワクチンとインフルエンザワクチンを同時に接種できますか?
オミクロン株対応2価ワクチンはインフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。インフルエンザワクチン以外のワクチンは、オミクロン株対応2価ワクチンと同時に接種できず、2週間以上間隔をあけて接種することとなります。
オミクロン株対応2価ワクチンが追加接種のみで、1・2回目接種として使用されないのはなぜですか?
オミクロン株対応2価ワクチンは、現時点で追加接種として臨床試験が実施されており、追加接種の用法のみで薬事承認がなされています。
今後、新たなデータが得られれば1・2回目接種の用法も含めて薬事承認がなされることも考えられますが、現時点では、薬事承認に基づき、1・2回目接種としては使用しないこととされています。
今後も従来型ワクチンを接種することはできますか?
現時点では、1・2回目接種を完了したかたは、3回目接種以降はオミクロン株対応2価ワクチンを1回接種することとされています。
(注意)11歳以下のかたや、新型コロナワクチンの接種回数が2回より少ないかたは、オミクロン株対応2価ワクチンの接種対象ではないため、従来型ワクチンで接種が行われます。
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
武蔵野市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
電話番号:03-6736-5604
平日 午前8時30分~午後5時15分