第4回 第二期協議会
- 日時:平成24年2月23日(木曜日)
- 場所:武蔵野クリーンセンター3階見学者ホール
- 傍聴:6名
新施設の建築デザインについて
12月12日に行われた第三回協議会までの議論に加え、1月22日(日曜日)に行われた作業部会において交わされた意見などを反映し、外から見た人にも「この地域に住みたい」と言ってもらえるデザインをコンセプトとし、「(1)すべての面がおもてになるデザイン」、「(2)やわらかく、やさしいデザイン」、「(3)いつでも人の姿を感じるデザイン」を3つのデザイン方針としてまとめた、建築デザイン最終案について議論を行った。
委員の意見
テラコッタルーバーの使用について
- テラコッタルーバーは、ディテールが大事である。そのために市側にもデザイン監修として副会長やコンサルタントが入り、事業者側にもデザイン担当を置くよう求めるとの事であるが、委員自身も色々なテラコッタルーバーを見てイメージを持つ必要がある。
- 自然感が合って良いと思う。煙突に使う場合、耐震性が心配である。
- 新しいうちは良いが、掃除が大変ではないか。
- テラコッタルーバーはメンテナンス不要であり、さらに汚れても比較的味が出る素材で、頻繁に清掃をするものではない。事業者がどのようなメンテナンスを行う計画を出すかということも提案として求められる。
- メリット・デメリットを知りたい。
- デメリットは思いつかない。メリットとしては、光の入り方や表情を作ることが出来る。また、全面を囲むことによって全体の統一感を持たせることが出来る。
- 煙突までテラコッタルーバーで囲むということに驚いている。縦線では高く見えるし、無機的な感じがする。
- 煙突は後でも議論できるという話になっているが、デザインをする際には全体の統一を図るために同じ素材のもので書きイメージしやすくした。煙突の見え方については大事なことであるので、仮置きと考えて欲しい。
- 色合いであるが、現施設は森と青い空を調和させるというイメージであったということであるが、新施設が茶色ではイメージが湧かない。
- テラコッタルーバーの色について、濃いこげ茶やグレーがかったものでは良いイメージが湧かない。
- 色については、事業者が設計をする段階でも調整は可能であり、副会長がデザイン監修として入り、事業者のデザイン担当者との調整を行う。
- テラコッタルーバーの長さを変えたり、グラディエーションを付けたりすることで壁面に表情を加えてほしい。
- ガラス貼りは南側が暑いという話があり、ガラス面を少なくしても良いのではないか。また、テラコッタルーバーの下のガラスをどのように清掃を行うのか気になる。
- メンテナンスについては事業者の提案を求めたい。太陽光による暑さついては、角度によってある程度対応が可能である。
- 横ルーバーのかたが遮光性が高いと考えるが、デザイン性を求めて縦ルーバーにしたのか。
- デザイン性を求めて縦ルーバーとしたが、縦ルーバーでの遮光性も高める。
- タイル張りとテラコッタルーバーでは、コストはどれくらい違うのか。
- 素材の単価はあまり変わらないが、加工費で少し高くなるかと考える。
- 煙突にテラコッタルーバーを付けた場合、音はどうなるか。
- 煙突のデザインについては仮置きである。
- テラコッタルーバーの内壁は何なのか。
- 色がついている所はガラス貼りであり、それ以外の部分はPC板(吸音材)である。
- 東西南北を全て正面と考えるとのことだが、北側だけは道路に面していない。野球場などとの調和を考えないと浮いてしまうのではないか。北側については、縦ルーバーだけではなく横ルーバーも含めてはどうか。
- エコセンター(仮称)がテラコッタルーバーになるのであれば、エコプラザ(仮称)についても同様にしたかたが統一感が得られる。
- エコプラザ(仮称)については、現施設のタイル張りの外壁をそのまま利用することを基本にして考えているが、今後検討していきたい。
全体のデザインについて
- 3つのデザイン方針の中で、「4面を同じ約束事のもとにデザインする」という文言は、画期的で良いものであると考える。
- 直線を使って曲線を生み出している部分など、とてもセンスが良いデザイン案であると考える。また、煙突と一緒に考えていることも良い。煙突がこのデザイン案で良いかどうかは別として、煙突のデザインについての配慮を事業者に求めるということも良いと考える。ローマのオベリスクのレリーフのようなデザインもありうるのかと考える。
- 内側のデザインについては事業者に提案を求めたい。ごみ処理の歴史を見られるようにするなど。低炭素化社会のモデル地区に。
- コミュニティスペースにある階段の位置は、なぜ壁からこれだけ離れているのか。
- 階段を上がった所から煙突に向けて見学者ルートが一直線でつながっている。つまり、見学者ルートが突き出ているデザインで考えている。
- デザインについては感性のあるプロのデザイナーに任せるしかない。
- この時点ではサンプルは作れないが、事業者が決定した時点でサンプルやパースなどを提示してもらい、それを示すことが出来ると考えている。
- 駐車場について、稼働率は100%では無い。そこで、利用しなくて済むが駐車場条例上で設置しなければならない駐車場については、芝生広場の近くの駐車場は芝生貼り(緑化ブロック)にしてつながりを持たせるものにして欲しい。
- これまでの意見をもとに要求水準書につける参考図を、副会長と事務局の最終的な決定に委ねる。
添付ファイル
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