武蔵野市市勢要覧2017
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持続可能な社会のために。新しい循環システムを生み出す。エネルギーの地産地消 市では、低炭素社会実現に向けて、市内でエネルギーを創り(地産)、使う(地消)、「エネルギーの地産地消」を推進しています。太陽光発電システム導入などクリーンセンターのごみ発電のほか、地中熱活用や家庭の使用済み油を回収しエネルギーとして活用する検討を進めています。最先端技術のごみ処理と、景観に配慮したデザイン。新・武蔵野クリーンセンター 昭和59 年から稼働していた旧クリーンセンターに替わり、新・武蔵野クリーンセンターが平成29年に完成しました。最新の設備を整えたこの施設は、厳しい排ガス自主規制のもとで安全に稼働しています。プラットホームは、騒音やにおい対策のため地下化しています。また、施設ではごみ発電設備で発電した電力を利用しているほか、市役所などの公共施設にも電力供給しています。さらに、ガスコージェネレーションも導入しており、災害時も焼却炉の再稼働と市役所などへの電力供給ができます。武蔵野の雑木林をイメージした建築デザインとごみ処理の流れがわかる自由見学コースが特徴です。最先端技術を駆使し、さまざまな環境課題に取り組んでいます。楽しみながら、考えよう。未来のために、今できること。むさしの環境フェスタ むさしの環境フェスタは、市民(団体)・事業者・行政が協力して開催する市最大の環境イベントです。各団体の取り組みの紹介や環境に関する展示、体験型イベントなどを通して、子どもも大人も楽しみながら環境について理解を深めることができます。 むさしの環境フェスタをきっかけに、環境にやさしい取り組みがつながり、広がっていくことを目指しています。04緑・環境未来へ続く一歩 武蔵野市のまちづくり42

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