武蔵野市市勢要覧2017
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「いざ」そのときに備えて。自助・共助の推進 災害対策は、特に自助、共助が重要です。市では、自宅での生活継続の推進として、建物の耐震化、家具の転倒防止金具の設置、食料や災害用トイレなどの備蓄をお願いしています。また、災害時、市民がいち早く日常生活へ戻れるよう、避難所運営組織を中心とした連携体制の構築を推進しています。地域の安全を守る、防災のエキスパート。消防団 総勢260名からなる武蔵野市消防団は、市内全域を受け持ち区域として活動しています。団員は市内で災害が発生すると、仕事中でも各々の職場から出動し、消防署やその他の関係機関と一致団結して被害の軽減、防止のため、最前線で活動を行います。Interview地域で「いざ」に備えるために非常時にも冷静に。助け合いながら、安全確保。総合防災訓練 毎年10月下旬に、大地震の発生を想定した総合防災訓練を実施しています。市、防災関係機関、避難所運営組織および地域住民が一体となり、発災直後における対応訓練を実施し、初動態勢の充実強化を図っています。災害は起こるもの。周到な計画・準備で、被害を最小限に。防災施設・設備 市では災害発生時、迅速な被害状況の把握、必要な救援活動および復旧作業を行えるよう計画、準備しています。災害対策、危機管理の拠点となる市庁舎西棟の防災安全センターのほか、市内に備蓄倉庫、非常災害用給水施設および災害用トイレなどを整備しています。境南地域防災懇談会大おお矢や 照てる男おさん 境南地域の避難所設置および自主運営の訓練を行っています。特に避難所まで移動が大変な高齢者対策が課題なので、各丁目の公園を緊急集合場所に指定し、情報収集カードを活用するなどして災害時に備えています。地域のみなさんの連携が必要なため、ぜひ訓練に参加してほしいです。今後は指導員を育て、次世代に取り組みをつなぎたいです。39

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