ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

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概要

2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

-戦争の記憶と平和の大切さを伝える第二次世界大戦中、市には戦闘機のエンジンを製造する国内有数の軍需工場である中島飛行機武蔵製作所があったことから、空襲により多くの戦災を受けた歴史があります。市では、戦争の記憶と平和への想いを次世代に継承していくため、市民の平和に関する学習・啓発を進めるとともに、戦ピースむさしの未来をひらくつどい争体験を記録する活動を行ってきました。昭和35年6月28日、武蔵野市議会は「世界連邦宣言」を行い、昭和57年3月29日には「武蔵野市非核都市宣言」を行いました。平成19年度から「非核都市宣言平和事業実行委員会」を設置し、講演会やパネル展など平和の大切さを市民に伝える事業を実施、「武蔵野から伝える戦争体験記録集」を発行しました。また、平成23年には有識者や公募市民による「武蔵野市平和施策懇談会」からの提言を受け、11月24日を「武蔵野市平和の日」に制定しました。市では、さらなる平和への学びと国際理解を育む取り組みを進めていきます。井の頭自然文化園彫刻館にある北村西望氏の長崎の平和祈念像の原型海外都市交流と外国人市民の支援昭和61年4月に武蔵野市平和問題懇談会から、自治体や市民の国際的な相互理解により平和に寄与する必要性が提言されました。市では、未来を担う青少年たちに国際理解を深めてもらうため、積極的に国際交流を進めています。アメリカのテキサス州ラボック市との交流が始まったのは昭和61年。現在はそれぞれの中学生がお互いの国を毎年訪問し、ホームステイなどを行っています。平成3年にはロシア連邦のハバロフスク市と渡り鳥に関する文通をきっかけに交流が始まり、自然体験や植林など環境保護の活動を広げてきました。ルーマニアのブラショフ市とは音楽を通じた交流を平成4年にスタート。同市には日本語教育や日本文化を紹介する「日本武蔵野センター」も設立されました。アジア地域では、中国への青年の翼親善チュンジュシカンドング使節団や韓国のソウル特別市江東区や忠州市と、青少年交流を行っています。市民の国際交流・国際協力を積極的に支援しているのが「武蔵野市国際交流協会(MIA)」です。MIAは、外国人の生活支援、市民とのコミュニケーション支援、そして多文化共生の地域づくりを通して、国際理解や国際平和に貢献しています。平成24年に交流20周年を迎えたルーマニア・ブラショフ市ハバロフスク市青少年交流団の来訪ケーブルテレビの収録オンエア中のむさしのFM地域密着の情報を発信平成7年に都内で最初のコミュい場所や市外・国外でも放送を聴ニティ放送局として開局した「むさくことができます。しの-FM(78.2メガヘルツ)」は、平成8年に開局したケーブルテニュースや地域生活情報、イベントレビは地元情報をいち早く届けて情報などを毎日発信しています。います。市の広報番組「むさしのシ東日本大震災でも、被災地で最もティニュース」も放送され、平成24頼りにされたのは、地域密着のコ年8月からは、市役所から直接、緊ミュニティFM放送でした。市との急データ放送を行えるようになり協定に基づき、むさしの-FMが災ました。市議会の開会中には、両放害時にも強い味方となります。平送局で、市長の施政方針説明や各成23年10月からは、インターネッ会派の代表質問の中継放送もト放送も開始。FM電波が入りづら行っています。49