ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

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概要

2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

第一浄水場配水池(吉祥寺北町4丁目)安全でおいしい水の提供武蔵野市の水道水は、市内27カ所の深さ約250メートルの深井戸からくみ上げた地下水約8割と東京都水道局の分水約2割を混ぜ合わせて供給しています。武蔵野市の水道水がおいしいといわれているのは、地下水にミネラル分などが適度に含まれているためです。安全でおいしい水を届けるため、浄水場では、水質自動測定装置により24時間水質を監視しています。戦後の早い時期に住宅地を中心として市街地化が進んだため、都市基盤も他の地域より早く整備されました。上水道も戦後から高度成長期にかけて整備されましたが、老朽化が進み、多くが更新の時期を迎えています。そのため、現在の浄水場施設や水源施設を適正に維持管理するとともに、老朽化した配水管網の整備をはじめ、大震災を想定した耐震化についても計画的に進めています。雨水を活かしたまちづくり下水道は、下水管の老朽化とともに、構造的な問題も課題となっています。市が下水道の整備に着手したのは、戦後間もない昭和27年。当時は汚水と雨水を一緒に流す合流式が一般的だったため、現在も市の約9割がこの方式を採用しています。このため、大雨が降ると大量の雨水が一気に下水管に流れ込み、すべての下水を処理場に送ることができず、汚水を川に排出することになります。こうした状況を改善するため、平成18年度から、市立小・中学校の校庭に雨水を一時的にため込む雨水貯留浸透施設(500立方メートル)の設置を開始し、平成25年度末現在18校中12校に設置されています。突発的な集中豪雨などによる浸水被害を少なくするため、現在建て替え中の北町保育園園庭の地下に4500立方メートルの雨水貯留施設を計画しています。また、平成24年10月には「武蔵野市雨水の地下への浸透及び有効利用の推進に関する条例」が施行され住宅への雨水浸透施設の設置に補助金を支給するなど雨水利活用のための対策を行っています。学校の校庭に雨水貯留浸透施設を整備自転車の適正利用で快適な歩行環境をつくる昭和58年に当時社会問題ともなっていた放置自転車の防止に本格的に取り組むため条例を制定し、放置禁止区域を設けて自転車を撤去するなど、市内3駅周辺の対策に取り組んできました。駐輪場の不足を補うため、暫定的に歩道上に駐輪場を設置していましたが、平成22年4月に吉祥寺と三鷹の駅前に、大型の有料駐輪場を設置したことにより、歩道上の駐輪が解消され、適正な歩道空間を確保することができました。この間、有料駐輪場の整備が進み、放置自転車の台数は減少していますが、放置自転車ゼロに向けて、さらに整備を続けています。市内で発生する交通事故の約半数が自転車に関連するケースであることから、自転車の安全利用のための交通ルールやマナーの啓発にも力を入れています。自転車事故に遭わない、起こさない「自転車安全利用先進都市」を目指し、平成20年10月より、市内を自転車で通行する中学生以上を対象とした自転車安全利用講習会を武蔵野警察署と協力して実施しています。平成25年12月までに延べ1万6000人以上が受講しています。中学校で行われている自転車安全教室(台)7,0006,0005,0004,0003,0006,1663,612吉祥寺パーキングプラザ公共自転車駐車場2,472市内3駅の放置自転車数3駅合計吉祥寺駅三鷹駅武蔵境駅2,0001,742 1,7841,4631,027 1,1041,2161,0301,000 1,091 583 456773628 312137132 258224 48314411659平成4年6年8年10年12年14年16年18年20年22年24年45