ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
- ページ
- 43/68
このページは 2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版) の電子ブックに掲載されている43ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版) の電子ブックに掲載されている43ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
災害への備えは日頃の積み重ねが大切です。市では毎年、9月1日の防災の日に合わせて実施する総合防災訓練や、初動地域防災訓練、防災ボランティア訓練、水防訓練などを実施し、発災後の対応強化を図っています。東日本大震災により、「自助・共助」の重要性が改めて認識され、市民と地域の防災力を高める訓練に重点を置くとともに、高齢者の増加に伴い、福祉避難所運営や災害時要援護西久保2丁目防災広場3.11の教訓を生かして者対策、医療救護活動も強化しています。住宅が密集する地域などに、災害時の緊急避難場所、延焼防止空間として、現在5カ所の防災広場が整備されています。普段は公園として利用されていますが、災害時には自主防災組織など地域の人々によって防災スペースに早変わりします。ベンチがかまどやトイレになったり、耐震性の貯水槽を備えている広場もあります。東日本大震災では、帰宅困難者への対策も大きな課題となりました。吉祥寺駅周辺の商業施設や交通機関、そして行政がともに協力し、一斉帰宅の抑制や一時滞在施設の確保などを推進するための「吉祥寺ルール」を策定しています。総合防災訓練での医療訓練東日本大震災当日、吉祥寺駅構内の帰宅困難者(提供:JCN武蔵野三鷹)地域の安全に見守りの力地域を知り尽くしている市民ボランティア「市民安全パトロール隊」は、市内を3地区に分け、各地区に隊長・副隊長1名を配備して組織されています。児童の登下校時や学校行事に合わせて、徒歩や自転車で狭い路地なども巡回しています。毎月、警察との合同パトロールも実施しています。吉祥寺駅周辺で活動するブルーキャップ市内安全パトロール隊「ホワイトイーグル」は白のボディに青い翼のラインのパトロールカー3台(隊員各2名)で市内を巡回し、保育園や幼稚園、小・中学校、コミュニティセンターなどに立ち寄って安全を確認するとともに、公園などを周辺警戒し、犯罪の予防に努めています。吉祥寺駅周辺では、青い制服と帽子のつきまとい勧誘行為等防止指導員「ブルーキャップ」が指導にあたっています。通行人の迷惑を顧みない「つきまとい勧誘行為」の防止と「路上宣伝行為等」の適正化を図り、不当な行為に対しては指導・警告を行います。複数のパトロール隊が連隊し、24時間体制で地域を見守っています。市民安全パトロール隊による防犯活動市内を巡回するホワイトイーグル防災行政無線屋外スピーカーあらゆる手段で災害情報を伝える東日本大震災では、計画停電情報など、的確な情報伝達手段の確保が改めて課題となりました。これまでも、防災行政無線、市ホームページ、広報車、衛星携帯電話、特設公衆電話などの整備を図ってきましたが、より重層的で速報性の高い情報提供が求められています。震災以降、防災行政無線屋外スピーカーを増設するとともに、新たな伝達手段として、携帯電話などを活用したむさしの防災・安全メールや緊急速報メール、むさしの学校緊急メールによる一斉送信、地域メディアと連携したむさしの-FMのインターネット放送やケーブルテレビのデータ放送をスタートしました。また、市ホームページの災害時情報提供機能の強化も行いました。(%)80604020083.4家や勤務先のテレビ災害時に災害情報を得るための情報媒体(複数回答可)防災に関する市民意識調査(平成23年12月実施)60.0ラジオ47.9防災行政無線の屋外スピーカー43.439.4市の広報車ニュースサイトなどのホームページ家警族察市ややケの近消ーホむ所防ブーさののルムし人人テペのレー21.7ビジF 26.020.7M19.515.8 15.7携13.8帯そ電の話他-41