ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
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2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
野外生活で絆を育む、むさしのジャンボリー長野県川上村の大自然むさしのジャンボリーは、青少年の健全育成を目的として、武蔵野市と武蔵野市青少年問題協議会(青少協)地区委員会が協力して行っている野外キャンプ事業で、毎年夏休み期間中に地区ごとに開催しています。スタートしたのは昭和47年。これまでに延べ約4万6000人の子どもたちが参加してきました。市内在住の小学4年生から6年生が長野県川上村にある「市立自然の村」で2泊3日の自然体験を行います。地域の大人がリーダー(指導者)として、かつて小学生として参加した中高生がサブリーダーとして参加するなど、地域住民が担い手となって活動を支えています。子どもたちは川上村の大自然の中で、オリエンテーリングや飯ごう炊さん、キャンプファイアなど、さまざまな野外活動を行います。こうした体験を通じて楽しみながら社会性や協調性を学びます。薪割りを体験「ひらめくかんじるかんがえる」土曜学校安全でおいしい給食と食育学校休業日の土曜日などを利用し、さまざまな体験活動を提供し、子どもたちの生涯学習のきっかけづくりとなる「土曜学校」。「ひらめくかんじるかんがえる」をキーワードに、スポーツ、朗読、経営学、ロボット製作など、多岐にわたる講座を実施しています。ほかにも、真空実験や炎色反応を利用したカラーキャンドル作りなど、学校ではできない実験や体験を通して、楽しみながら理科を体験する「サイエンスクラブ」、茶道の作法と心を学ぶ「こども茶道教室」など、バラエティーに富んだ講座をラインアップ。その一つ「世界を知る会」は、子どもの感性で異文化コミュニケーションを体験する講座。低学年は留学生との交流やゲームなどの遊びを通じて外国文化に触れ、高学年はフィリピンの小学生との交流や、JICA(国際協力機構)のテレビ電話を通しての交流を行います。こうした体験により「生きた国際感覚」を身に付けます。給食・食育フォーラムでの試食会森林体験教室経営学教室ロボット教室世界を知る会市では、これまでも調理品・半調理品を使わない素材からの手作り調理、食の安全を重視した食材選定や残留農薬などの独自検査、生産者の顔の見える市内産野菜の使用など、食材や調理にもこだわりを持って給食の提供を行ってきました。平成22年に中学校給食が全校で実施されたのを機に、給食を「食からの教育」と位置付けた給食・食育振興財団が設立されました。安全でおいしい給食の提供はもちろん、栄養管理や食文化の専門家が参加して、パネルディスカッションや給食の試食を行う「給食・食育フォーラム」の開催や、栄養士、調理員が各学校を訪問する栄養指導・クラス訪問など、きめ細かな食育事業を行っています。39