ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
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2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
未来を切り拓く特色ある教育活動市内中学校陸上競技大会境南小学校のだんらん給食社会が大きく変化する中、これからを生きる子どもたちには知性・感性を磨き、未来を切り拓いていく力が求められます。武蔵野市では、豊かな地域の力と連携し、特色ある教育活動を推進しています。市内12の全市立小学校には、学校ビオトープを整備。基幹ビオトープとなる吉祥寺北町のむさしの自然観察園と連携し、水辺の生き物観察や植物の育て方などを学習しています。全市立小・中学校へのパソコン教室の設置など、ICT(情報コミュニケーション技術)の環境も整備し、調べ学習や授業での電子黒板や動画の活用などで子どもたちの理解を促し、質の高い授業づくりを目指しています。私立や都立の中学校も一緒に陸上競技や球技など10種目以上の競技を競い合う市内中学校総合体育大会は、平成26年度には50回目を迎えます。学校図書館では、学校図書館サポーターが活躍。子どもたちの読書への意欲を支えています。また、食を通じても地域とつながっています。地域の方を学校に招き、給食を介して交流を図るふれあい給食やだんらん給食。地元農家の協力を得ての小麦農作業体験など、各校が地域の特性を生かした活動を行っています。各校では吹奏楽部や合唱など音楽活動も盛んです(関前南小学校の吹奏楽クラブ)学校図書館サポーターの読み聞かせ千川小学校の小麦農作業体験井之頭小学校の校内のビオトープ生きる力を育むセカンドスクール恵まれた自然の中での宿泊体験を通し、豊かな情操を育むとともに、協調性や連帯意識に基づく豊かな人間関係を育てることを目的として、市立の小学5年生と中学1年生を対象に「セカンドスクール」事業を実施しています。平成4年から始まったこの事業は、その後全国のモデルともなりました。普段の学校生活(ファーストスクール)ではできない農山漁村での体験学習授業として、小学5年生は6~7泊、中学1年生は4泊で行っています。宿泊先やプログラムは学校ごとに特徴のあるものになっています。地元の方々と一緒に農作業をしたり、伝統的な料理や工芸品を作ったりと、緑豊かな環境の中で日常とは異なる体験をすることで、子どもたちは命の大切さや、仲間と協力してひとつのことをやり遂げることの楽しさを学びます。地元の人々のもてなしに触れ、最後は涙を流して別れを惜しむ子どももたくさんいます。平成17年度からは、セカンドスクールでの学習効果をさらに高めることを目的として、市立小学校4年生を対象に「プレセカンドスクール」も実施しています。田植え体験38