ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
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2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
待機児童の解消に向けて境こども園グループ保育室保育所入所待機児童は、平成19年度に50人を超え、その後も増加傾向で推移しています。市ではこれまで、保育所待機児童の解消に向けグループ保育室の開設や幼稚園での預かり保育などさまざまな取り組みを行ってきました。「家庭福祉員(保育ママ)」制度は、保育士や教員などの育児に関する資格を持っている方が、自宅の育児専用室で、保育が必要な3歳未満の乳幼児を預かるサービスです。少人数の家庭的な雰囲気で保育を行う保育ママを、身近な地域で利用できるよう増員を進めています。また、平成25年12月には市内で初めての認定こども園「境こども園」が開園しました。0歳から5歳までの長時間保育児と4・5歳の短時間保育児合わせて107名の子どもの保育・教育を一体的に行うほか、地域子育て支援事業も行う新しい子育て施設です。保育所入所状況と待機児童数(人)200150100500181120 1803待機児童数104171374 79 81 16201544申し込み件数148914261413 14211449138213101286入所児童数平成20年度21年度22年度23年度24年度25年度子どもたちの放課後の居場所づくり子どもたちが放課後を過ごす「学童クラブ」は、昭和38年、核家族や夫婦の共働きが増える中、第五小学校青少年ボランティアによる「友だちの家」の誕生から始まりました。現在は、市立小学校の学区域ごとに12の学童クラブが設置され、保護者が就労・就学・疾病・介護などで、放課後帰宅しても昼間家庭にいない小学1年生から3年生を預かっています。「地域子ども館・あそべえ」は、全市立小学校12校で、教室開放、校庭開放、図書室開放を行い、そこに子どもたちが自由に集い、自分で遊び・考え、学年の違う子ども同士が交流する居場所です。教室、校庭、図書館にそれぞれスタッフがいて、子どもの安全と遊びのサポートをしてくれます。登録すれば、学区内に住んでいる国立や私立の小学生も一緒に遊ぶことができます。地域子ども館・あそべえ多様な環境の子育て家庭をサポート平成23年4月、子どもを守り、子育てを応援する機関として、「子ども家庭支援センター」がスタートしました。同センターを中心に市では、子ども家庭支援、ひとり親支援、地域子育て支援を進め、相談事業をはじめとするさまざまな事業を行っています。「子ども家庭支援」では、子どもと家庭に関するあらゆる相談に応じるほか、子育て支援ネットワークを構築し、児童虐待の予防や養育困難な家庭を支援しています。「ひとり親支援」では、相談やひとり親家庭ホームヘルプサービス、女性福祉資金貸付・母子福祉資金貸付、食育とリフレッシュを兼ねた親子のふれあい思い出体験事業「わくわく食育!チャレンジキッチン」などを行っています。また、「地域子育て支援」では、市内のコミセン、公園などを活用し、子どもたちの遊びや、保護者同士が交流する機会を提供する親子ひろば事業や、多胎児を育てる家庭を対象とした「ふたごちゃんみつごちゃんのつどい」、産前・産後に家事や育児が困難な家庭へのヘルパー派遣など、子育て家庭を多面的にサポートしています。公園親子ひろば元気を応援する、みどりのこども館みどりのこども館は、子どもの育ちの支援とおもちゃを使った遊びの場を提供する子育て支援施設です。緑町二丁目アパートの1フロアにあるこの施設には、三つの支援機能が併設されています。「こども発達支援室ウィズ」は、特別な配慮が必要な未就学児に児童福祉法による児童発達支援事業を行います。また「地域療育相談室ハビット」では、心身の発達や育ちが気になる子どもとその保護者の地域での生活を支援しています。そして、親子が自由に来館し、いろいろなおもちゃを使って遊べる「おもちゃのぐるりん」もあり、親と子どもの元気を応援しています。みどりのこども館37