ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
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2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)
認知症を地域で支える認知症高齢者は全国的に増加しており、市でも65歳以上の方の10人に1人に認知症の症状があるという調査結果が出ています。認知症高齢者に対する市民の理解を進めるとともに、家族の精神的・身体的負担を軽減するため、相談事業をはじめとする支援を充実しています。市役所および在宅介護支援センターでは、専門相談員による面談相談を行っています。また、認知症高齢者の在宅生活の継続や生活の質の向上を目的として、見守りや話し相手、外出支援(散歩の付き添い)など、介護保険の給付対象とならないサービスを行っています。さらに、地域で認知症の方を見守り、支えるための「認知症サポーター養成講座(出前講座)」を実施しています。5人以上のグループで講座を開催したいという場合に、講師を派遣して分かりやすく説明します。認知症高齢者数と将来推計(各年7月1日現在。平成26年度以降推計)(人)40000350003000025000500025000高齢者数認知症高齢者数認知症キャンペーンのパネル展示27,14 28,260 29,397 29,7643,006 3,065 3,229 3,31432,0453,81433,1974,33735,0114,817平成22年平成24年平成25年平成26年平成30年平成35年平成40年認知症サポーター養成講座地域を見守る民生委員・児童委員民生委員・児童委員は、福祉に関する幅広い相談や、市の窓口や関係機関などへの橋渡しをするなど、市民が住み慣れた地域で安心して生活が続けられるように、地域社会と行政や関係機関とのパイプ役を担っています。厚生労働大臣から委嘱された109名の各委員は、地域福祉活動の推進役であり、地域の課題の把握に努めています。福祉サービスの申請方法や育児不安、虐待や配偶者暴力など、本人からだけでなく、近隣からの相談も含め、必要な支援につなげていきます。民生委員・児童委員の自主研修会老後のニーズへ協働で環境整備北町高齢者センターのデイサービス高齢者のみの世帯や単身世帯の増加に伴い、今後ますます福祉施設の利用が増加すると予測されます。ショートステイ・デイサービス施設、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの整特別養護老人ホーム「さくらえん」備は、既存施設の老朽化や施設へのニーズの動向を見極めるとともに、民間事業者なども誘導しながら、計画的に行っています。「北町高齢者センター」は、地域の医師夫妻から地域のお年寄りのためにと市に寄付された土地に、コミュニティケアサロンと小規模サービスハウスを併設する、全国的に注目を受けた高齢者施設です。桜堤2丁目にある特別養護老人ホーム「さくらえん」は、平成22年5月に開設した市内最大の全室個室ユニット型施設。ショートステイやデイサービスも併設されています。境1丁目にある「あんず苑アネックス」は、武蔵境病院に併設された介護老人保健施設「あんず苑」のサテライト型小規模施設として平成22年7月に開設。介護認定を受けた介護を必要とする方に、医学的管理のもと、看護、介護および機能訓練、そのほか日常生活上のケアを行っています。介護老人保健施設「あんず苑アネックス」35