ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

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概要

2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

毎年2月に武蔵野スイングホールで開催される「武蔵境ジャズセッション」。地域にゆかりのあるトップミュージシャンも出演している。武蔵境駅北口の活気あふれる「すきっぷ通り商店街」学生のまちの顔を持つ武蔵境エリアには知られざる魅力がたくさん武蔵境エリアには二つの大学があります。昭和初期に武蔵境の広大な土地と豊かな環境を求めて都心から移ってきたのです。昭和12年に移転してきたのは日本獣医学校(現在の日本獣医生命科学大学)です。昭和16年には亜細亜大学の前身である興亜専門学校が設立されました。専門性の異なる大学があることで、地域の住民は公開講座などを通じて学ぶ喜びを享受しています。また、亜細亜大学には留学生も多く、まちに国際的な彩りを与えています。武蔵野市国際交流協会(MIA)の事務所もこのエリアにあります。数多くの大学生たちの学び舎のある武蔵境には学生たちの活気があふれるとともに、文化や教育の施設も整備されていきました。武蔵境駅北口には音楽を中心とした多目的ホールのスイングホールが平成8年に完成しました。ここでは、平成15年から「武蔵境ジャズセッション」が開催されています。このイベントでは、市内の大学のジャズバンド、市民が数多く参加するジャズオーケストラ、そして地域にゆかりのあるプロミュージシャンたちが熱演を繰り広げます。平成23年には南口に武蔵野プレイスが誕生。図書館と市民活動や生涯学習、青少年活動を支援する機能が融合したこの施設は、市民の知的好奇心を高め、まちづくりを盛り上げていくことでしょう。南口には約350年前に創建され、境内には市指定きづき天然記念物の「千本イチョウ」がある杵築大社もあります。文化や歴史、自然の魅力にあふれた武蔵境を巡るスタンプラリーイベント「武蔵境ピクニック」も平成19年から開催されています。念願の鉄道の高架化によって南北一体のまちづくりが進む武蔵境駅周辺は市内でも開発事業が活発に進んでいるエリアといえるでしょう。JR中央線と西武多摩川線の連続立体交差事業をきっかけに、行政と市民が協力した南北一体のまちづくりが行われています。北口駅前広場、駅舎や鉄道の高架化に伴う側道の整備、南北を結ぶ幹線道路の整備など、さまざまな都市基盤づくりによって武蔵境駅周辺は大きく変化しています。基盤整備とともに、地元の団体の交流や商店会の活性化なども行われ、南北が一体となったにぎわいづくり、商業や産業の発展に向けた取り組みが行われています。平成21年に鉄道が高架化された武蔵境。駅前広場や道路の整備など南北一体のまちづくりが進む。江戸のまちに飲料水を供給するために整備された玉川上水。小川のほとりには緑が茂り、散歩のできる遊歩道は、心休まる憩いの場として親しまれている。25