ブックタイトル2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

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概要

2012武蔵野市市勢要覧(2014年一部改訂版)

自然と水辺に恵まれた大学のあるまち武蔵境駅武蔵境エリア武蔵境駅を中心に南北に閑静な住宅街が広がる武蔵境エリアには、農地も多く残り、のどかな風景が広がります。駅周辺では鉄道連続立体交差事業が完了し、周辺の道路整備とともに、南北が一体となったまちづくりが進められています。中央線の開通とともに市内初の駅が誕生。国木田独歩も描いた武蔵野の原風景江戸時代初期、玉川上水が整備され、それまで原野だった武蔵野の開拓が始まります。現在の武蔵境エリアは「境村」が起源ですが、武士だった境本氏や保谷の下田氏、多摩西部から移住した人々が開発した土地を合わせたため、変則的な地割りになったといわれています。明治22年、甲武鉄道(後のJR中央線)が新宿・立川間で開通し、現在の市域では初めての駅となる境停車場ができました。開通した鉄道に乗り、この地を歩き、当時の風景を描いた文人に国木田独歩がいました。小説『武蔵野』には玉川上水にかかる桜橋が登場します。今も、「独歩の森」として親しまれている境山野緑地、そして玉川上水に沿って歩けば、うっそうとした緑が続き、東京の原風景、武蔵野の面影に思いをはせることができるでしょう。24