教育委員会職員の英知を結集 学校用務員向けの業務ガイドラインを作成

市教育委員会では、市立各校に配置している学校用務員の業務について、全校統一のガイドラインを作成しました。

従来、学校ごとにまちまちであった学校用務員の業務について、全校統一的なガイドラインを作成することにより、用務員が担うべき業務の水準を共有するものです。市教育委員会の事務職員を中心に、電気設備や樹木管理に詳しい技術職員、学校用務員経験のある施設整備員、加えて関係課や学校などへのヒアリングを通じて、半年間かけて作成しました。

学校にある建築物、電気や消防設備などについて、新学期の前、梅雨の時期、運動会の前など季節ごとに点検すべきポイントをまとめています。また、各校に200本以上ある樹木について、どこに着目してどのように剪定(せんてい)するかなど管理のポイントを初めて担当する職員にもわかりやすくまとめました。

この取り組みについて、市内18校の校長が集まる校長会で周知したところ、「特に新任の副校長には大変役立つ」「画期的な取り組みだ」と好評を得ました。