第45回武蔵野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議(令和2年11月24日開催)


ページ番号1030637  更新日 2020年11月25日


第45回武蔵野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、次のとおり協議した。

開催日時:令和2年11月24日(火曜日) 午前9時〜10時

開催場所:武蔵野市役所 対策本部室

協議事項

「武蔵野市新型コロナウイルス感染症に係るくらしの安心をまちの活力につなげる対応方針(案)」について、内容を確認し、確定する。

1 くらしを守り、まちの活力につなげる支援策について

  1. 本市に暮らす市民の生活支援、市内事業者支援及び地域の活性化を目的として、一人あたり5,000円の「武蔵野市くらし地域応援券」を、在住市民全員に郵送配布する。生活必需品を扱う店舗や飲食店のほか、小売店や医療機関などでも利用できるよう参加店舗を募集する。武蔵野商工会議所と市の共催事業とし、武蔵野市商店会連合会・武蔵野市医師会などの関係団体と連携して事業を実施する。
  2. 市内事業者をサポートするため設置した、事業者支援「ほっとらいん」については、事業者への支援が引き続き必要なことから令和3年1月29日(金曜日)まで開設期間を延長する。

2 いのちを守るための感染拡大防止対策の拡充について

  1. 感染拡大と重症化リスクの高い高齢者及び障害者施設(グループホームや通所系事業所等)において利用者・職員を対象としたPCR検査等を実施する場合にその費用を助成する。
  2. 市内の接待を伴う飲食店の従業員を対象として、店舗ごとに申し込みを受け付け、専門事業者によるPCR検査を実施する。
  3. 武蔵野市PCR検査センターの開設期間を令和3年3月31日(水曜日)まで延長する。
  4. 重症化リスクの高い高齢者等に対する早期のインフルエンザ定期予防接種を促すため、令和2年10月から令和3年1月までの期間、接種日当日65歳以上等の市民の予防接種の自己負担分について、市の一部助成から全額助成に変更し実施する。
  5. 東京都が配布する介護サービス事業所向けの感染防止用品を、市から各事業所へ配送する。

3 誰もが安心して暮らし続けられるための福祉体制の充実について

  1. 障害者を在宅で介護している家族が新型コロナウイルスに感染した場合、家族が安心して療養に専念できるようにするため、障害者を緊急一時的に施設で受け入れることで、障害者が感染しない環境を整備する。
  2. 高齢者を在宅で介護している家族が新型コロナウイルスに感染した場合、家族が安心して療養に専念できるようにするため、引き続き、感染症対応レスキューヘルパー(高齢者等緊急訪問介護)事業を実施するとともに、必要に応じて高齢者等緊急短期入所事業なども活用して対応する。
  3. 介護職員等の再就職や介護業界へ新たに就職するかたに対し、支援金(資格を有する常勤職員:15万円、資格を有しない常勤職員:5万円)を支給する「介護職・看護職Reスタート支援金」を継続して実施する。
  4. 新型コロナウイルス感染症の影響による住居確保給付金を含む自立相談支援事業の対象者の増加に対応するため、相談員を増員し相談支援体制を強化する。

4 くらしと心を豊かにする芸術文化等を楽しむ環境づくりについて

  1. 令和3年3月31日使用分まで、劇場・ホールにおいて公演や展示を行う目的で施設を使用する場合の施設使用料の50%を減額する。(継続)
  2. 市立文化施設では、市民が安心して芸術文化を楽しんでいただけるよう、スタッフを含む入場者の発熱チェック、マスク着用、手指の消毒など、万全の感染防止対策を行った上で、各種公演を実施しており、市内アーティストとも連携し、活動の場の充実につなげる。(継続)
  3. 自宅で過ごす時間をより楽しく、豊かにできるよう、文化、生涯学習、スポーツ、健康づくり、野外活動、子育て、環境啓発などに関して、動画を使った参加型のワークショップやYouTubeで動画コンテンツ、Facebookで武蔵野アール・ブリュット作品画像などを随時配信する。(継続)

報告事項

1 「武蔵野市くらし地域応援券」事業(案)について

市民への生活支援と市内事業者支援により、市民の暮らしを支えるとともに地域の活性化を図ることを目的として、武蔵野市くらし地域応援券事業を実施する。

2 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う水道料金・下水道使用料の支払い猶予の受付再開について

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一時的に水道料金等の支払いが困難な事情にある使用者に対する支払いの猶予について、使用者への更なる支援のため、11月24日(火曜日)から令和3年3月31日(水曜日)まで受付を再開する。

3 市内におけるPCR検査の実施について

  1. 武蔵野市PCR検査センターで実施するPCR検査について、5月21日(木曜日)の開設から11月18日(水曜日)までに359件の検査を実施し、陽性判明者は26名であった。
  2. 武蔵野市医師会が実施する各医療機関での唾液検体によるPCR検査について、8月4日(火曜日)から11月12日(木曜日)までに827件の検査を実施し、陽性判明者は69名であった。なお、市内におけるPCR検査可能な医療機関は病院も含めると49機関となった。

4 武蔵野市感染拡大防止中小企業者等緊急支援金について

感染拡大防止中小企業者等緊急支援金は、10月30日(金曜日)で申請受付を終了した。11月20日(金曜日)時点の速報値で2,338件の申請を受理、同日までの合計で1,982件、4億9,935万円の給付を決定した。

5 武蔵野市感染拡大防止インフラ中小企業者等支援金について

感染拡大防止インフラ中小企業者等支援金は、10月30日(金曜日)で申請受付を終了した。11月20日(金曜日)時点の速報値で767件の申請を受理、同日までの合計で703件、1億4,820万円の給付を決定した。

6 武蔵野市中小企業者等テナント家賃支援金について

中小企業者等テナント家賃支援金は、11月20日(金曜日)時点で59件の申請を受理、同日までの合計で51件、約2,400万円の給付を決定した。また、同日までに199件の相談があった。

7 武蔵野市商店会活性出店支援金について

商店会活性出店支援金は、11月20日(金曜日)時点で16件の申請を受理、同日までに11件、330万円の給付を決定した。また、同日までに78件の相談があった。

8 事業者支援「ほっとらいん」について

事業者支援「ほっとらいん」は、11月20日(金曜日)時点で517件の相談があった。

9 武蔵野市消防団年末年始の行事予定について

歳末消防特別警戒(12月26日(土曜日)〜31日(木曜日))及び出初式(令和3年1月10日(日曜日)については、実施内容を精査し、規模を縮小、感染防止対策を徹底のうえで実施する。

10 武蔵野市民会館における新型コロナウイルス感染症PCR検査陽性反応者の判明について

11月16日(月曜日)に、武蔵野市民会館の利用者1名について、PCR検査の結果が陽性と確認された。保健所による調査の結果、陽性反応者所属団体以外の利用者及び市民会館職員の濃厚接触者は確認されなかったため、引き続き、利用前の清掃及び消毒作業を実施のうえ、貸出しを行っている。

11 来年2月末までの催物の開催制限等について

12月1日(火曜日)から令和3年2月28日(日曜日)までの期間の催物の開催制限等について、国及び東京都の方針と同様の取扱いとし、原則11月30日(月曜日)までの対応を継続する。

12 ベビーカー貸出しサービス事業「ベビ吉」の貸出し場所の一部変更について

ベビーカー貸出しサービス事業「べビ吉」については、11月16日(月曜日)からアトレ吉祥寺における3台の貸出しを休止し、吉祥寺パーキングプラザ公共自転車駐車場における貸出しを3台から6台に変更した。

13 その他

国の新型コロナウイルス感染症対策推進室が発出した「寒冷な場面における感染防止対策の徹底等について」、「偏見・差別とプライバシーに関するワーキンググループこれまでの議論のとりまとめ」、「在留外国人が参加するお祭り等における新型コロナウイルス感染症対策の徹底について(第2報)」を情報共有し、今後の事業等において、通知の内容を踏まえた対応を検討する。

本部長発言

国においては、感染拡大防止と経済活動を両立するための施策を実施しているが、現実には感染が拡大しており、何よりも市民の日常生活をしっかり守ることが重要と考えている。「ウイルスの目・鼻・口の粘膜からの侵入を防ぐ」という基本を、一人ひとりがあらためて徹底することで感染防止に努め、引き続き市民の日常生活を守るための取り組みを行っていきたい。

(注意) 本対策については、今後の感染症動向の変化に伴い、対策本部において適宜見直す。

添付ファイル


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