ページ番号1007715 更新日 2022年10月6日
武蔵境駅北口市有地を活用した施設整備は、現在順調に施設建設が進んでおり、平成30年1月末ごろ完成して来春にはオープンする予定です。また、建物名称も「QuOLa（クオラ）」に決まりました。
［画像］施設完成予想図(181.5KB) ［画像］現在の工事状況(116.8KB)
この事業は、武蔵境市政センターを駅前に移転して市民の利便性を高めるとともに、武蔵境のまちの魅力向上を図る目的で、未利用であった武蔵境駅北口市有地を民間事業者に貸しつけ、民間事業者が施設を建設・維持管理・運営する公民連携事業です。
昨年、公募型プロポーザルを行い、武蔵境のまちづくりのコンセプト（水と緑を活かした「うるおい」、多様な人々との「ふれあい」、まちの活性化「にぎわい」）に沿い、また、近年増加している子育て世代を支援する事業者提案を選定しました。
［画像］施設各階平面図(75.1KB)なお、本事業は市民や議会のご意見を聴きながら検討を進めてきましたが、これまでにいただいた主なご意見等に関する市の見解は以下のとおりです。
事業経過
事業者の選定については、公民連携事業の可能性に関する事前調査を十分行ったうえで、専門のコンサルタントのアドバイスを受けながら、外部有識者等による審査委員会において公平・公正に選定しました。
【主な経過】
平成27年11月 武蔵境駅舎・広場・まちづくり協議会役員に事業構想説明
平成27年12月 市議会総務委員会に事業構想報告
平成28年 5月 公民連携可能性調査結果について市議会総務委員会に報告
平成28年 6月 地元説明会等（5月〜6月開催）について市議会総務委員会に報告
平成28年 6月 募集要項公表
平成28年 9月 6事業者より提案書提出
平成28年10月 審査委員会で優先交渉権者選定
平成28年11月 優先交渉権者決定及び提案内容等を市議会総務委員会に報告
平成28年11月 基本協定締結
平成28年12月 定期借地権設定契約締結
平成28年12月 事業者による事業説明会（平成29年2月までに3回開催）
平成29年 5月 建築確認済証交付
平成29年 5月 工事着手
平成29年 9月 建物賃貸借契約締結（武蔵境市政センター分）
土地建物の賃貸借料
当該市有地（約600平方メートル）は、間口に対して奥行が狭い不整形地であることに加え、JR複々線化の都市計画による建築制限がかかっています。このことから、一般的な土地よりも評価が相当下がることになり、本件の月額47万円の土地賃貸料は妥当である旨、不動産鑑定士等の意見をいただいています。
また、事業者が建設する施設の床を市が借り受けて市政センター（約200平方メートル）を移転しますが、事業者提案の月額40万円の床賃借料は、近隣相場に比して安価であり、市に有利な価格となっています。
このほか、市の歳出面では建物の建設費及び維持管理費の負担がなく、歳入面では建物の固定資産税・都市計画税を得るなど、市にとっては大変有利な事業となっています。
なお、「定期借地契約」としているため、一般事例と同様に、契約に際しては「権利金」ではなく、「保証金」の形態をとっています。
屋上利用と施設内容
限られた施設を最大限活用した計画となっており、当然建築基準法等を遵守し、屋上の「バーベキューもできる緑のコミュニティガーデン」では、植栽等による「うるおい」や家族連れや仲間との会食、地域イベントなどの利用で「ふれあい」、「にぎわい」を創出する提案です。なお、バーベキューの匂いや煙に関しては、無煙ロースターの使用等で対応します。
また、お子さま連れでも利用しやすいカフェ、お子さまを主な対象とした体操教室、小児科・内科のクリニックなど、子育て世代のニーズに合った施設になっています。
審査委員会における審査講評等を公表します。
事業者を公募したところ、6グループからの応募・提案があり、審査の結果、以下のとおり優先交渉権者を選定しました。
株式会社栄伸建設グループ
（代表企業：株式会社栄伸建設［建設担当］、構成員：株式会社ヴァーミリオン［設計担当］、東急ファシリティサービス株式会社［維持管理担当］）
鉄骨造2階建、延床面積約1,000平方メートル
（1階：飲食店、小児科・内科クリニック、薬局、2階：武蔵境市政センター、子ども・シニア向け体操教室、屋上：バーベキューガーデン）
コンセプトは、「人が集まり、にぎわいの生まれる、駅前コミュニケーションスポット」、「駅前広場の緑の連なりと一体化した、うるおいある都市景観の創造」、「老若男女多様な人々が憩い、ふれあい、楽しめる『コト消費（注）』の提案」です。
テナントは、カフェ、小児科・内科クリニック、子ども向け・シニア向けの体操教室、地元商店と提携した屋上バーベキューなどの内容で、地元と共存した集客・にぎわい形成や子育て支援・健康づくりなどへの貢献が期待できます。
地域の特性を踏まえた外観デザインや壁面デジタルサイネージの導入など、全体として事業の目的に沿った積極的かつ優れた提案として評価しました。
（注）コト消費：物を所有するよりも、体験やサービスなどの価値を重視した消費
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 平成28年11月から29年4月 | 協議、設計 |
| 平成29年5月 | 工事着手 |
| 平成29年11月 | 施設竣工 |
| 平成29年12月から30年1月頃 | 武蔵境市政センター移転、施設オープン |
［画像］屋上：バーベキューガーデン、2階：武蔵境市政センター・体操教室、1階：カフェ・クリニック・薬局など(38.6KB)
募集要項・要求水準書等に対する質疑（第2回）への回答を公表します。
募集要項・要求水準書等に対する質疑（第1回）への回答を公表します。
6月30日に開催した事業者説明会における説明のうち、募集要項等に記載のない事項及び質疑への回答を公表します。
武蔵境駅北口市有地有効活用事業の事業者の募集・選定にあたり、公募型プロポーザルの募集要項等を以下のとおり公表します。
（注）6月30日に事業者向け説明会を予定しています。詳細は募集要項をご確認ください。
（注）本事業にテナント等として参加意向のある方は、6月30日までに担当課までご連絡ください。本事業への応募事業者に対して情報提供を行います。
武蔵境駅北口市有地有効活用事業（仮称）の公募型プロポーザルの実施についてお知らせします。
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総合政策部 資産活用課
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