武蔵野市介護老人福祉施設入所指針


ページ番号1006389  更新日 2018年8月20日


市では、武蔵野市における介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所に関する基準を明示することにより、入所決定過程の透明性・公平性を確保するとともに、施設入所の円滑な実施を目的に、武蔵野市介護老人福祉施設入所指針を平成15年1月に作成しました。また、平成27年4月からの介護保険制度改正により、入所指針に関する基準を見直しました。

武蔵野市介護老人福祉施設入所指針のポイント

  1. 平成14年8月7日の厚生労働省令の改正以降、具体的な入所指針を定めた自治体としては、都内では初めて(東京都福祉局高齢者部計画課調べ)。
  2. 指針作成にあたって、市(保険者)と介護保険施設・短期入所事業者連絡会議(施設)と居宅介護支援事業者連絡協議会(ケアマネジャー)の三者代表が共同作成した。
  3. 入所の必要性を評価する基準として、単に要介護度だけを基準とするのではなく、認知症の問題行動、介護の困難性(主たる介護者の状況)、居宅サービスの利用状況、介護老人保健施設や医療機関等の入所・入院状況、緊急度などを総合的に評価する方式とした。

評価基準は4項目100点満点

 入所者の評価基準は、本人の状況、介護の困難性、居宅サービス等の利用状況、緊急度など特別な事由の4項目について点数化して100点満点で評価。

  1. 本人の状況(30点) …本人の要介護度と認知症の周辺症状(著しい精神症状、行動障害)の状態で評価
  2. 介護の困難性(25点) …主たる介護者の状況等で評価
  3. 居宅サービス等の利用状況(25点) …直近3カ月間の居宅サービスの利用率と介護療養型医療施設・介護老人保健施設、医療機関等の入所・入院状況
  4. 緊急度など特別な事由(20点)…緊急度や福祉的観点などから特に施設入所を考慮すべき特別な事由などを施設入所検討委員会で判断

この指針の実施によって期待される効果

  1. 従来の申し込み順から必要度に応じた入所への転換を図ることによって、真に施設入所を必要とする高齢者の入所が促進できる。
  2. 入所基準を明確化し、公開することによって、介護老人福祉施設入所に関する市民の不安を解消できる。
  3. 各施設に合議制の委員会(入所検討委員会)を設置して検討することにより、入所決定過程の透明性・公平性を確保することができる。
  4. 入所基準の共通化によって、市関連施設間における対応の格差是正が一定程度図られる。

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