世界遺産を巡る

ページ番号1030204　更新日 2023年12月18日

【シギショアラ歴史地区】

かつてのトランシルヴァニアの領主たちが生きていた中世の街並みが当時と同じくそのまま残っている、14世紀に造られた時計塔を中心に13世紀にこの地に入植してきたザクセン人によって建設された歴史ある街。ドラキュラの伯爵の実家も残されている。

15～16世紀に建立されたブコヴィナ地方の美しい修道院。外壁に書かれた鮮やかなフレスコ画が、非常に高いクオリティで残っていて美しい。

教会のすべてが木造で建築されている。この地方の木造建築文化の特徴が顕著にみられ、高い技術と芸術性には目を見張るものがある。

トランシルヴァニア地方を異民族からの侵略と戦うために村民を守るための強固な城壁の厚い要塞群がザクセン人によって造られた。最も有名なのが、シギショアラ近くにあるビエルタンの要塞教会。

1697年にこの地を統治したワラキア王コンスタンティン・ブルンコヴェアヌによって創立された修道院。ブルンコヴェネスク様式と呼ばれるビザンツ建築にルネッサンスの要素が融合した独創的なデザイン。

紀元前、ルーマニア人の先祖であるダキア人と侵略戦争をしかけてきた古代ローマ帝国との戦いの歴史がこの要塞群。ルーマニア人には特別な意味をもつ遺跡。

雄大なドナウ河の終着地が、ここルーマニアです。その河口にできた大湿地地帯ドナウデルタは、多種多様な野鳥や魚が確認されている。モモイロペリカンもここドナウデルタに生息する。

説明文：ルーマニア観光局ホームページおよび地球の歩き方「ブルガリアルーマニア」より引用