ページ番号1005122 更新日 2022年6月14日
市内の各所でハクビシン、アライグマ、タヌキを見かけたとの情報が寄せられていますが、野生鳥獣は原則見かけただけではご心配には及びません。
回答
サーズ(SARS)とは、重症急性呼吸器症候群と呼ばれ、中国広東省で300人以上短期間に発生しました。感染経路は咳や肺炎などの呼吸器症状から、飛沫感染が最も疑われますが、それ以外の感染経路もありえます。平成15年5月、WHOは中国産の野生動物種(ハクビシン、タヌキ、イタチアナグマ)からSARSコロナウィルスに類似したウィルスが分離された等の調査報告をもとに、これらの動物に接触する可能性のある者への注意喚起を行いました。一方、国立感染症研究所は国内の冷凍保存されていたハクビシン24頭の腸管の検査からは、すべて陰性であり、感染源となる動物として当初候補に挙げられたハクビシンなどは疑問があるとの見解も公表しています。ただし、現在でも輸入は禁止の措置は継続されていますので、確認されるハクビシンは、日本で繁殖したものであり、危険性がないと判断できます。
回答
野生鳥獣は、厳しい自然の中で、自分でエサを探して生活しています。ケガをしていたり、ひどく衰弱している様子がなければ、人が関与したりエサを与える必要はありません。野生鳥獣は、人がむやみに近づかないことが幸せなのです。
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