公共施設の環境配慮指針


ページ番号1045367  更新日 2024年2月16日


武蔵野市公共施設の環境配慮指針を策定しました

武蔵野市では、「2050年ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、市の事務事業に係る温室効果ガス排出量について、令和12(2030)年度までに40%削減(平成25(2013)年度比)とする高い中間目標を掲げています。このうち、公共施設におけるエネルギー使用に伴う二酸化炭素排出量は全体の約4割を占めており、目標を達成するためには、公共施設の電力の再エネ化とあわせて、エネルギー使用量そのものの最小化を図る必要があります。

これらを踏まえ、今後、改築等が予定されている市の公共施設において、一層の省エネルギー及び創エネルギーを推進するため、エネルギー使用に特化した公共施設の環境配慮指針として、武蔵野市が達成すべきエネルギー消費性能のレベル及び備えるべき設備等に関する基準を定めました。

ZEBとは

[画像]ZEBの段階別のイラスト。「対策なし」は、基準一次エネルギー消費量に対し削減率0%の建物を指す。「ZEB oriented」は、延床面積1万平方メートル以上の建物を対象に、省エネ対策により、基準一次エネルギー消費量に対し40%以上削減した建物を指す。集会場等の建物の場合は、一次エネルギー消費量を30%以上削減したものを指す。「ZEB Ready」は、省エネ対策により、基準一次エネルギー消費量に対し50%以上削減した建物を指す。「Nearly ZEB」は、省エネおよび創エネ対策により、基準一次エネルギー消費量に対し75%以上削減した建物を指す。「ZEB」は、省エネおよび創エネ対策により、基準一次エネルギー消費量に対し100%削減した建物を指す。基準一次エネルギー消費量とは、国が定める建築物が備えるべき省エネ性能の確保のために必要な建築物の構造及び設備に関する目標水準で、設備毎、地域毎、室用途毎に与えられる基準一次エネルギー消費量原単位を基に算出される。(64.2KB)

Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物のことです。省エネルギー量、創エネルギー量の段階により、『ZEB』、Nearly ZEB、 ZEB Ready、ZEB Oriented の4段階があり、これらをまとめてZEBと総称します。

 

施設整備水準

公共施設のエネルギー消費性能水準

 

第一水準について優先検討を行い、可能な限りの省エネ対策を採用してもなお第一水準の達成が困難な場合は、第二水準を満たすこと。なお、第二水準の場合は、創エネ設備による削減量を含めて、可能な限り一次エネルギー消費量を50%以上削減するよう努めること。

 

公共施設のエネルギー消費性能水準
第一水準

ZEB Ready(創エネ設備による削減量を除いて一次エネルギー消費量を50%以上削減)

第二水準

以下のいずれの要件も満たすこと

  • ZEB Oriented相当 (一次エネルギー消費量を30〜40%以上削減)
  • 未評価技術を導入し、更なる省エネを図ること

創エネ設備

原則設置


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