ごみの収集作業を市職員が実際に行いました


ページ番号1046239  掲載日 2024年2月13日


市ではごみの収集を専門業者に委託していますが、実際の収集現場の様子を知り、今後の業務に活かすため、市職員が実際にごみ(燃やすごみ、燃やさないごみ)の収集作業を行いました。

はじめに

武蔵野市では戸別収集を行っているため、戸建て・集合住宅それぞれの指定場所に出されたごみを、一カ所ずつ回収に伺っています。

収集は朝の9時から始まり、大体16時頃には終了しますが、年末年始などごみの量が多いときは、17時すぎまでかかることもあります。

また、収集ルートは常に一定ではなく、大雨や雪などの交通事情や、道路の工事状況などに左右されるため、同じお宅でも日によって収集時間が変わることがあります。

収集は、収集車1台につき原則2名体制で行っていますが、今回は市職員2名がそれぞれ収集車に乗り、1台につき計3名で作業を行いました。

日時

令和5年10月〜12月

作業内容

燃やすごみは、ほぼすべてのお宅で出されるため、収集時間が遅くならないよう、作業員は常に小走りでごみを回収し、スピード感をもって収集車に積み込んでいきます。

夏場などは体力の消耗が激しいため、また熱中症を予防するため、適宜水分補給を挟みながら行っています。

[画像]燃えるごみを市職員が収集している様子の写真(239.2KB)

せっかくごみが出されていても、市のごみ捨てルールが守られていないと回収できません。

その場合、どのルールが守られていなかったかを、収集員が黄色いシールに記入し、ごみ袋に貼ることで市民の皆さまへお知らせしています。

具体的な内容としては、「ごみが袋からはみ出ている」、「2つのごみ袋を重ねている」、「分別不十分」、「収集日違い」などが挙げられます。

[画像]市職員が違反を知らせるシールをごみ袋に貼っている様子の写真(48.3KB)

燃やさないごみは、回収後すべてのごみ袋について破袋(はたい)作業(ごみ袋を破いて開き、危険物が混じっていないか中を確認すること)を行っています。

電池やライター、スプレー缶などが混入していることがありますが、これらは燃やさないごみではなく「危険・有害ごみ」です。

[画像]破袋作業を行っている様子の写真(158.0KB)

特に、電気機器の充電池に使用されている「リチウムイオン電池」は、圧力や衝撃を加えると発火する可能性があります。

実際に、リチウムイオン電池が燃やさないごみとして出されたことで、収集車やクリーンセンターの中で充電池が発火し、火災を招いた事例が発生しています。また、収集中の発火は、作業員の命を脅かしたり、皆さまのお住まいの地域での火災につながる可能性もあります。

この日も、リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリーが、燃やさないごみとして出されている場面が見受けられました。

電池類は取り外し「危険・有害ごみ」に(電池を取り外したらふたは閉めないでください)、電池類が取り外せない場合は本体ごと「危険・有害ごみ」に出していただくよう、ご協力をお願いいたします。

 

収集を終えて(市職員より)


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