武蔵野市市勢要覧2017
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小さな工夫で、大きく変わる。エコライフの実現に向けて。ごみチャレンジ600グラム 市では、家庭系ごみ1人1日当たりのごみ量を、当時の多摩地域平均である約700グラム以下にしようと「武蔵野ごみチャレンジ700グラム」を宣言し、市民の協力のもと、平成21年に目標を達成しました。平成22年からは、新たに「セカンドステージ!武蔵野ごみチャレンジ600グラム」を宣言し、さらなるごみ削減を目指しています。豊かな緑がもたらす恵みを次の世代にも渡すために。緑を基軸にしたまちづくり 都市の緑には、レクリエーション機能、都市景観改善、生態系保全などの役割があることから、公園緑地の整備・拡充や、公共施設の緑化、民有地の樹林、生垣や農地の保全に力を入れています。また、水辺空間や緑道の整備を図るなど緑のネットワーク化を推進するとともに、生物多様性に関する情報提供・学習機会の提供を行っています。Interviewみんなで水について学びましょうたくさんの恵みをもたらす森林。共同で守り育てていこう。青梅市二俣尾、奥多摩市民が守る森 森林に恩恵を受けている都市部の自治体として多摩地域の森林の荒廃問題に向き合うことを理念に、平成13年に「二俣尾・武蔵野市民の森」を開設し、多摩の森林保全活動や、地元地域住民との交流に基づく自然体験を促進してきました。また、平成16年には「奥多摩・武蔵野の森」も開設し、奥多摩町と共同で、裸地化した森林の整備に取り組んでいます。「二俣尾・武蔵野市民の森」では、毎年「森の市民講座」を実施しています。水の学校サポーター原はら田だ 知とも房ふささん 「水の学校」とは、上下水道をはじめ誰もが恩恵を受けている暮らしの中の「水」について学べる講座です。食品工場で水に関する業務に長年携わってきたので、興味を持ち参加したのですが、今後もサポーターとして、市民の皆さんが水について学ぶお手伝いをできたらと思います。小学校に出向いての授業もやっていきたいですね。43

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