武蔵野市市勢要覧2017
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子どもたち一人ひとりが持つ可能性と向き合います。みどりのこども館 「子どもと親の元気を応援します」というテーマのもと、平成21年にオープンした施設です。おもちゃのぐるりん、こども発達支援室ウィズ、地域療育相談室ハビットの三つの事業を一体的に運営しています。同じ館内でそれぞれの事業の特色を共有できるメリットを生かして、一人ひとりに合った発達の支援を実践しています。広げよう!まちぐるみの支え合い。ケアリンピック武蔵野 高齢化が進む現代、介護人材の不足は大きな課題であり、介護や看護に従事する人たちがやりがいをもって働き続けることができるよう、平成27年よりケアリンピック武蔵野を開催しています。「まちぐるみの支え合いの仕組みづくり(地域包括ケアシステム)」の実現に向け、介護・看護永年従事者表彰、介護サービス事業者・市民団体の先進的な取り組み事例の発表、介護・看護職による手作り演劇の上演などを行っています。住み慣れた地域で暮らし続けるために。在宅医療と介護連携の取り組み 武蔵野市では、医師会・歯科医師会・薬剤師会などの医療関係者と、介護サービス事業者との連携により、たとえ中・重度の要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を推進してきました。医療機関と介護関係者との連携体制強化、生活支援や介護予防活動をしている団体とのネットワーク構築といった一連の取り組みは、医療と介護の両方を必要とする市民の暮らしを支える環境づくりへとつながっています。妊娠期から始まる切れ目のない支援。ゆりかごむさしの 子育て中でも、地域で安心して生活できるよう、妊娠期から乳幼児期までの家族を切れ目なく支援する体制を推進しています。平成29年よりスタートした「ゆりかごむさしの」では、見通しを持って子育てしてもらえるように妊娠届出時から保健師などの専門職が一人ひとりに寄り添った支援を行っています。01健康・福祉未来へ続く一歩 武蔵野市のまちづくり28

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