武蔵野市市勢要覧2017
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「つながる」ことで生まれる支え合いの気持ち支え合い、助け合うことで誰もが安心して暮らせるまちであるように。 武蔵野市では、地域リハビリテーションの理念に基づき、年齢や健康状態、障害の有無にかかわらず、誰もが自分の意思のもと住み慣れた地域で暮らし続けられるまちづくりを推進しています。 2025年に向けて本市が目指す高齢者の姿として、「いつまでもいきいきと健康に」「ひとり暮らしでも」「認知症になっても」「中・重度の要介護状態になっても」「住み慣れた地域で生活を継続できる」ことを目標とし、その達成に向けて地域包括ケアシステムを、「まちぐるみの支え合いの仕組みづくり」と言い換え、市民と行政が一体となった取り組みを進めています。 また、心のバリアフリー推進、障害者の雇用機会拡大・就労支援にも力を入れており、一人ひとりが個人として尊重されることはもちろん、誰でも地域におけるさまざまな活動に参加し、豊かな関係性の中で、個性を発揮し活躍できる社会の実現を目指しています。 さらに、24時間利用可能な在宅生活支援サービスの提供、ユニバーサルデザインの推進、福祉に関わる専門職の資質向上、人材育成など、基盤整備にも力を入れています。多方面からアプローチを図り、武蔵野市を、誰もがずっと暮らせるまち、暮らしたいまちにしていきます。毎年10月に開催されるシルバースポーツ大会。健康づくり支援センターでの介護予防の取り組み。27

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